ここから本文です

【ボクシング】WBC王者・山中の世界戦 米国生中継の可能性

東スポWeb 9/14(水) 16:32配信

 米国進出の布石となるのか。WBC世界バンタム級タイトルマッチ(16日、エディオンアリーナ大阪)で11度目の防衛戦を行う山中慎介(33=帝拳)の試合が、初めて米国で生中継される可能性が出てきた。

 昨年9月のV9戦以来の同級1位アンセルモ・モレノ(31=パナマ)との再戦と、セミで長谷川穂積(35=真正)がWBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)を相手に3階級制覇を目指す王座戦は、それぞれの地元で生放送されることが決まっている。さらに米国での生放送も調整中。過去に録画放送されたことはあるが、実現すれば初めて。「ゴッド・レフト(神の左)」を本場にアピールする大きなチャンスとなる。

 13日の予備検診では約1年ぶりに対面したモレノの印象を「全体的に小さくなってる感じがする」と評した山中。その後の会見では、パナマのメディアから「パナマ人が最近日本から続けてベルトを奪い取った」と“挑発”も受けた。

 ジェスレル・コラレス(25)が4月にWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36=ワタナベ)をKOで破り、先月もルイス・コンセプシオン(30)が同スーパーフライ級王者の河野公平(35=ワタナベ)に判定勝利。これに続けといわんばかりに「2人よりもモレノは勝つ可能性が高いと思っている」と山中を揺さぶった。

 だが山中は「残念ながら、パナマへ朗報は届かないと思います」とピシャリ。さらに帰り際には報道陣に「いい切り返しだったでしょ?」とご満悦だった。

 こうした試合前のやり合いは米国で好まれる。「神の左」に勝るとも劣らない切れ味鋭いコメントで挑発を完封。本場でも通用しそうなトーク力を身につけ、悲願の米国進出に向けて態勢が整いつつあることを証明した。

最終更新:9/14(水) 18:45

東スポWeb