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中国「新たな対北制裁決議に同意」 韓中外相が電話会談

聯合ニュース 9/14(水) 14:25配信

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が13日夜、北朝鮮による5回目の核実験を受けて中国の王毅外相と電話会談した。外交部が14日、伝えた。

 同部によると王外相は、核実験は国連安全保障理事会の制裁決議違反だと指摘した上で「新たな安保理制裁決議を採択し、より厳しい措置を取ることで、北朝鮮の核・ミサイル開発を食い止めるべきだということに同意する」と述べた。

 北朝鮮核問題の解決に向け制裁と対話模索を並行するよう主張してきた中国が、韓米の強調する制裁による圧力強化の必要性をある程度認めたとも解釈でき、中国がこの先、実際に韓米などと歩調を合わせるかどうかが注目される。

 王外相は「中国は(北朝鮮制裁に)関連する安保理決議を全面的かつ完全に順守する」「北朝鮮の核・ミサイル開発に反対するという立場に変わりはない」とも述べたという。

 尹長官は、強力な安保理決議を迅速に採択し、誤った行動をした北朝鮮に高い代償を払わせ、さらなる挑発を抑え込む必要があると述べ、中国の協力を求めた。

 両氏は今後も話し合いを継続することを確認し、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓中首席代表による話し合いをできるだけ早く行うことで一致した。

 一方、外交部は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備をめぐっても両氏が基本的な立場を簡単に伝え合ったと明らかにした。中国が配備に重ねて反対の立場を示したとみられる。両氏の電話会談は1時間10分ほど行われた。

 尹長官はこれに先立ちロシアのラブロフ外相とも25分ほど電話会談した。外交部によると、尹長官はTHAADの配備決定に対するロシアの批判を念頭に「この数十年間、朝鮮半島と北東アジアに緊張をもたらしたのは北朝鮮であり、韓国の取る措置は自衛のためのもの」だと伝えた。

 ラブロフ外相は、安保理の新たな北朝鮮制裁決議採択に向けた議論に積極的に加わることを確認する一方、「さまざまな外交的解決努力を傾けていこう」とも呼び掛けたという。

 両氏は近いうちに韓ロの6カ国協議首席代表による話し合いを行うことで一致した。

最終更新:9/14(水) 14:27

聯合ニュース