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高山 新人王獲る!楽天・茂木と35年ぶり両リーグ野手獲得へ

スポニチアネックス 9月14日(水)7時1分配信

 阪神・高山俊外野手(23)が東京六大学時代からのしのぎを削ってきた楽天・茂木の活躍を刺激として新人王獲得へラストスパートをかける気構えを示した。13日は甲子園球場での全体練習に参加し、14日からの今季最長7連戦へ準備。ルーキー野手が両リーグでそろって獲得すれば81年の原辰徳(巨人)、石毛宏典(西武)以来35年ぶり。金本監督も自力での獲得へ奮起を促した。

 これから数々の金字塔を打ち立てるだろう高山が生涯で一度しか、つかめない栄誉を狙う。世代No.1の称号獲得へ、楽天・茂木の存在にも大きな刺激を受けた。

 「そうですね。同級生ですし、負けられない気持ちもあるんで。そういう気持ちは大事に持って、やっていきたいです」

 明大と早大の主軸として昨年までもライバル関係だった。東京六大学でしのぎを削り、昨夏のユニバーシアード日本代表では主力を担った間柄。茂木は12日のオリックス戦で1試合2発を含む3打数2打点と活躍を見せており、後れを取るわけにはいかない。仮に2人が新人王争いを制すれば、81年の原辰徳(巨人)、石毛宏典(西武)以来、35年ぶりに1年目野手がセ・パ両リーグで新人王にそろい踏みすることになる。

 これまで高山に対して熱の入った打撃指導を授けてきた金本監督も、ハッパを掛けた。「そりゃ獲れるものは獲ってほしいけど。後押しというのは…。できないやろう。ピッチャーの防御率とか、イニング数とかは無理してできるけど。野手は(後押しが)できないぞ」。“最後は自身の力でつかみ取れ”とばかりに期待を寄せた。

 球団新人記録の更新も懸かる。ここまで阪神の新人では歴代3位の125安打。1位の坪井智哉(現DeNA打撃コーチ)の135本まで残り11試合で10本は射程圏内だ。11日のヤクルト戦では7回に左翼線二塁打を放ち直後の福留の10号2ランをお膳立て。チームの連敗ストップに貢献した。

 8月20日の巨人戦(東京ドーム)から18試合連続で3番を務め、69打数22安打、打率・319、15打点。現在58打点は虎新人単独2位。1位・徳網茂の69打点まであと11あるが、得点圏打率リーグトップの・400の高山なら、こちらの記録更新も不可能ではないはずだ。

 「集中力をより一層高めて、ヒットでも、ヒットじゃなくてもチームの勝ちにつながるプレーが一つでも多くできればと思います」

 記録ずくめのプロ1年目になることは確実。常々、言葉と態度で示してきたようにまずは目前の試合に全力を尽くすだけだ。「残り少ないのも分かっていますし、残り試合、全部勝つという気持ちでやりたいです」。一本ずつの積み重ねがチームと自分自身にプラスとなる。14日から今季最長の7連戦。さあ、ラストスパートだ。 (湯澤 涼)

 ≪ルーキー野手同士なら81年原(巨)、石毛(西)以来35年ぶり5組目≫高山は阪神野手では01年の赤星以来15年ぶり5人目となる新人王を狙う。セ・リーグの野手が新人王獲得なら10年の長野(巨)以来6年ぶり。同様にパでは98年の小関(西)以降野手の獲得がなく、11年から5年連続で投手同士が受賞している。両リーグで野手の新人王なら96年の仁志(巨)、金子誠(日)以来20年ぶり。ただし金子誠は当時プロ3年目で、ルーキー野手同士なら81年原(巨)、石毛(西)以来35年ぶり5組目になる。同年の原は打率・268、22本塁打、67打点、石毛は打率・311、21本塁打、55打点だった。

最終更新:9月15日(木)7時16分

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