ここから本文です

正当な医療行為と反論=ハッカーのドーピング指摘に―USADA

時事通信 9月14日(水)10時3分配信

 【ニューヨーク時事】ロシアのハッカー集団が、世界反ドーピング機関(WADA)のデータベースに不正アクセスして情報を取得し、リオデジャネイロ五輪で米国女子選手の薬物違反があったと指摘した問題で、米国反ドーピング機関(USADA)のタイガート最高責任者は13日、正当な医療行為によるものとして違反を否定した。

 WADAは13日、ハッカー集団の手で、リオ五輪の選手の医療情報などが流出した事実を認めた。タイガート氏は声明で「選手はみな規則にのっとり、許可を得て必要な薬物治療を受けた」と反論。「違法に機密情報を入手し、選手が不正を働いたように見せかける行為は考えられない」とハッカーを批判した。

 AFP通信によると、違反を指摘されたのは女子テニスのビーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹、体操女子4冠のシモーン・バイルス、バスケットボール女子のエレーナ・デレダンの4人。ビーナスは治療目的の例外措置を受けたとし、「個人情報がハッカーの危険にさらされ、勝手に公開されたことは残念。(例外措置は)深刻な病状時に厳格な手順の下で申請している」と述べた。バイルスは自身のツイッターで、幼少時から持病の治療薬を服用していると明かした。 

最終更新:9月14日(水)10時10分

時事通信