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豪州、がんが初めて死因トップに 心臓病上回る=調査

ロイター 9月14日(水)11時49分配信

[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア保険当局が13日に発表した隔年リポートによると、同国内の死因でがんが心臓疾患を抜いて初めて1位となった。また、人口の3%を占める先住民アボリジニの健康状態が悪いことも分かった。

リポートでは、2013年のがんによる死者数は4万4100人、部位別では肺がんによる死亡が最も多かった。世界保健機関(WHO)によると、世界規模では心臓病ががんを上回る死因となっている。

シドニーにあるがん専門病院の研究主任、リサ・ホーバス氏は「喫煙を除けば加齢ががん発症の最大リスク要因。いまや発症が増加する年齢まで人々が長生きするようになっている」と述べた。

ウーロンゴン大学で公衆衛生などを専門にするイアン・リング医師は「住宅や教育事情、貧困は健康に大きく影響する。アボリジニの人々がほかの人と同じ水準の健康を享受するにはまだ道のりが遠い」と述べた。

最終更新:9月14日(水)11時49分

ロイター