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【DeNA】筒香、初の40号で4位ヤクルトと4・5差「CSに行くことの方が圧倒的に大事」

スポーツ報知 9月14日(水)6時42分配信

◆ヤクルト3―11DeNA(13日・神宮)

 DeNA・筒香が自身初の40号を両リーグ一番乗りで決めた。ヤクルト戦の7回、村中からバックスクリーン右へ3ランを放ち、平成生まれ初の40号到達を成し遂げた。12球団一番乗り日本人の40号は2011年の西武・中村以来で、チームでは08年の村田(現巨人)以来。高卒7年目での大台到達は巨人・松井秀喜と同じだ。3位のDeNAは4位・ヤクルトとのゲーム差を4・5に広げ、球団史上初のCS進出へまた一歩近づいた。

 筒香が「平成生まれ最強の大砲」となった。4点リードの7回2死一、二塁。カウント2―1から村中が投じた高め直球を完璧に捉えた。「打った瞬間です。いい感覚で打てた」。珍しく自画自賛したひと振りから放たれた打球は雨を切り裂き、バックスクリーン右に着弾。試合を、そしてCSを決定づける40号3ランだ。

 自身初の大台。高卒7年目での到達は憧れの松井と同じで、平成生まれでは初の快挙だ。かつて「ハマのゴジラ」とも呼ばれた背番号25は「僕なんか、松井さんと比べたら力も技術も全然ない。比較されるような選手じゃない」と謙虚に受け止めた。ただ、本家に負けないものがあるとするなら、飽くなき向上心だろう。

 「求めるものは(40号より)もっと高くにある。僕の中の達成感、満足感ではもっともっと上を求めていきたい」。打点も昨季の自己最多を更新する96に伸ばし、リーグのトップの広島・新井と2差に肉薄。ついに2冠王も射程に入ってきた。

 CS進出を争う4位・ヤクルトとの大一番。5番・宮崎が体調不良、6番・梶谷が右肩痛で欠場する緊急事態。頼りになるのは、やっぱり4番だった。3日の阪神戦(甲子園)で右足甲に自打球を当てたが「折れていると言われたら試合に出られないから、病院には行かない」と言い、グラウンドに立ち続ける。ラミレス監督は「日本の4番ということを試合ごとに証明してくれている」と称賛した。

 ゲーム差を4・5差に広げ、4位・ヤクルトの自力CS進出を消滅させた。DeNA初のCSは最短で17日に決まる。本塁打王争いでヤクルト・山田と2差をつけた主砲は「それは周りのファンの方々が楽しんでくれたらいい」と言った後で「CSに行くことの方が圧倒的に大事なので」と続けた。筒香の目は、すぐそこにある歓喜の時だけを見ている。(神原 英彰)

最終更新:9月23日(金)3時40分

スポーツ報知