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日経平均は反落、米株安を嫌気 金融政策めぐる思惑で物色に明暗

ロイター 9月14日(水)15時16分配信

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。前日の米国株が大幅安となったことで朝方から売りが先行した。1ドル103円近辺までドル高/円安方向に振れた為替が安心材料となり、下げ渋る場面もあったが、来週の日米金融政策イベントを控え、ポジション調整売りが優勢となり、後場にかけて下げ幅が拡大した。

業種別では石油関連と銀行の下げが目立つ一方、保険、不動産など金利に敏感なセクターの一角は堅調だった。

日銀がマイナス金利の深掘りとともに超長期国債の買い入れを抑制するとの観測から、20年債をはじめとした超長期の利回りが上昇。保険株には業績へのプラスの影響を期待した買いが入った。一方、銀行株に対しては収益圧迫懸念が優勢となった。後場は日銀によるETF(上場投信)買い期待が高まらなかったこともあり、下げ幅が拡大した。市場では「日銀の金融政策に関心が集まっているが、今秋は政府の成長戦略に絡む政策発動も見込まれる。来週のイベント通過後はやや前向きな相場展開になりそう」(むさし証券ストラテジストの中島肇氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、セイコーホールディングス<8050.T>が続落した。13日に発表した2017年3月期連結業績予想の下方修正を嫌気した。円高やインバウンド需要を含む国内向けウオッチの売り上げ伸び悩みなどが響く。半面、ヤーマン<6630.T>は大幅高。2016年5―7月期の好業績を評価した。

東証1部騰落数は、値上がり533銘柄に対し、値下がりが1281銘柄、変わらずが161銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16614.24 -114.80

寄り付き    16632.06

安値/高値   16585.8─16706.61

TOPIX<.TOPX>

終値       1314.74 -8.25

寄り付き     1314.43

安値/高値    1312.86─1320.85

東証出来高(万株) 166404

東証売買代金(億円) 17672.5

(河口浩一)

最終更新:9月14日(水)15時16分

ロイター