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マイナス金利深掘り、利回り曲線修正でもデメリット=地銀協会長

ロイター 9月14日(水)15時53分配信

[東京 14日 ロイター] - 全国地方銀行協会の中西勝則会長(静岡銀行<8355.T>頭取)は14日の会見で、日銀によるマイナス金利の深掘りは、長期金利の上昇につながる利回り曲線修正と同時に導入しても地銀にとってはデメリットの方が大きいと述べた。

日銀は20─21日の金融政策決定会合での総括検証を踏まえ、金融機関の収益減や生保・年金の運用難など副作用の要因になっている利回り曲線(イールドカーブ)の平たん(フラット)化の修正策を検討する。

中西会長は、利回り曲線の修正は地銀にとってもメリットがあるとしながらも、同時にマイナス金利の深掘りが行われた場合は、貸出金利のさらなる低下で「短期的には厳しい状況が続くと感じている」と語った。

一方、日銀幹部による最近の発言から、金融機関への影響についての配慮も読み取れるとして、「対話が少しずつ進んでいると感じる」とも述べた。

(浦中 大我)

最終更新:9月14日(水)15時53分

ロイター