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相模原殺傷 神奈川県、再発防止へ検証委 21日第1回会合、11月中に報告書

産経新聞 9月14日(水)7時55分配信

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が刺殺された事件で、県は13日、再発防止策や施設の再生方針を協議する第三者による検証委員会を設置した。21日に第1回会合を開く。

 委員は石渡和実・東洋英和女学院大教授▽市川高弘・県知的障害施設団体連合会会長▽大矢武久・県知的障害者施設保護者会連合会副会長▽杉森和夫・神奈川防犯連絡会会長▽高橋温弁護士-の5人。施設を運営するかながわ共同会の運営状況に詳しい専門家や防犯のプロなどを選んだ。

 今後は5、6回程度の会合を開き、共同会が13日に黒岩祐治知事へ提出した事件経過や共同会の対応などについての中間報告書、今後提出する経過報告書を基に課題を整理し、具体的な対応策を話し合う。11月中に報告書をまとめて県に提出する方針。

 黒岩知事は検討委の設置について、「事件の全体像を把握した上で、再発防止策と園が再生に向けて取り組む方向性を示唆してもらうことを期待したい」と強調した。

 事件をめぐっては、県と共同会の間で植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人容疑で再逮捕=の情報が共有されていなかった点も指摘されており、黒岩知事は「どう共有できなかったのかも検証していく」とした。

最終更新:9月14日(水)7時55分

産経新聞