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タイ中銀、政策金利を1.50%に据え置き 17年も輸出減見込む

ロイター 9月14日(水)19時23分配信

[バンコク 14日 ロイター] - タイ中央銀行は14日、政策金利の翌日物レポ金利<THCBIR=ECI>を予想通り1.50%に据え置いた。中銀は、現在の金融政策について、景気回復を引き続き支援しているとの認識を示すとともに、今後タイ経済が直面する不透明感がさらに強まることを踏まえると、「政策余地を残す」必要があると指摘した。

政策金利の据え置きは全会一致で決定した。

ロイターのエコノミスト調査では25人中1人を除く全員が据え置きを予想。1人は25ベーシスポイント(bp)の利下げを見込んでいた。

2016年の国内総生産(GDP)伸び率見通しは3.2%とし、3カ月前の予想(3.1%)からわずかに引き上げた。17年の見通しは3.2%に据え置いた。

輸出に関しては16年の見通し(2.5%減)を据え置く一方、17年の見通しは横ばいから0.5%減に下方修正した。

キャピタル・エコノミクスのクリスタル・タン氏は、第2・四半期のようなGDPの改善(前年比3.5%増)が続くとは考えておらず、「成長ペースは鈍化する見込みで、インフレ圧力も非常に弱いことから、今後数四半期に追加緩和が実施されるだろう」と述べた。

また、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、ジャック・チェンバース氏は年内に1回の利下げがあると予想している。

タイ中銀の年内会合はあと2回。

最終更新:9月14日(水)19時23分

ロイター