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<パラ・アーチェリー>小野寺「緊張感味わえた」収穫を口に

毎日新聞 9月14日(水)21時29分配信

 ◇1回戦で敗退にも前向き

 【リオデジャネイロ飯山太郎】13日(日本時間13日夜~14日午前)に行われたアーチェリーの男子リカーブ個人(車いす、立位など)で、2大会ぶり3回目のパラリンピック出場となる小野寺公正(きみまさ、33)=倉元製作所=は1回戦で敗退した。ドーピング問題でリオ大会から全面除外されたロシアの出場枠の再配分により急きょ出場が決まった元メダリスト。「独特の緊張感を再び味わうことができた」と収穫を口にした。

 今年6月の国際大会で結果を残せず、一度はリオへの道を絶たれた。開幕を2週間後に控えた8月25日午後、日本身体障害者アーチェリー連盟から、リオ出場の意向確認の電話を受けた。

 7月から2020年東京大会に向け、フォーム改造に着手したばかり。「どうしようかと迷いもあった」が、やはりうれしい知らせで、その日のうちに出場すると回答した。翌日に代表に内定し、宮城県内の勤務先の理解も得て、他のアーチェリー選手から1日遅れてリオに出発した。

 生まれながらに足が内側を向く障害があり、3歳の時に両脚を手術して、右は膝から下を切断した。

 義足や車いすを使っていても、同じ「リカーブ」という弓を使えば、健常者の大会にも出られるのがアーチェリー。中学生時代に教師から勧められてアーチェリー部で競技を始めた。腕を上げ、国体に高校から社会人までの間に5回出場した。パラリンピックは初めて出た04年アテネ大会のリカーブ団体で銀メダルを獲得し、08年北京大会にも出場した。

 そんな経験豊富な小野寺も、降って湧いたようなリオ・パラリンピック出場は試行錯誤の連続だった。新しいフォームで臨むと決めたが、10日の予選では弓を構え直す場面が何度も見られた。13日の1回戦は得点を奪えず完敗だった。

 それでも競技後、「世界のトップ選手の緊張感ある練習を見られた。フォームの現状も確認できた」と前向きに捉えた。運で出場した今回の経験を今後の糧にしていく。

最終更新:9月14日(水)21時35分

毎日新聞

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