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北海道・上富良野、あわや没収試合 ケガおして9人で戦い抜く

スポーツ報知 9月14日(水)12時36分配信

◆第69回秋季北海道高校野球大会 旭川地区予選 ▽Bブロック2回戦 旭川高専12―2上富良野(14日・旭川スタルヒン=6回コールド)

 9人で臨み、6回コールド負けを喫した上富良野。助っ人を借り、秋は2年ぶりの単独出場を果たした選手たちの中で、土田朋輝(2年)は満身創痍(そうい)になりながらも最後までグラウンドに立ち続けた。

 「2番・捕手」で出場した背番号2。最初の“試練”は1点リードで迎えた初回1死満塁で訪れた。ゴロを捕球した末永涼真一塁手(1年)が本塁へ送球したが、三塁寄りにそれ、捕球を試みた土田と三塁走者が交錯。背番号2は、あおむけに倒れ、担架で運ばれた。7分間、試合は中断。左胸を強く打ち、一時は呼吸が困難になったが「大丈夫です。早く試合がしたい」と、一塁手としてグラウンドに戻った。

 しかし、すぐに2度目の“試練”が待っていた。再び訪れた初回1死満塁のピンチ。投―捕―一の併殺を試みたが、土田は一塁ベース上で打者走者と接触した。今度は左足首を痛め、苦悶(くもん)の表情を浮かべる。何度も左足を引きずるしぐさを見せたが、すぐに守備位置に戻った。

 痛みに耐えながらプレーを続ける理由は、ひとつしかなかった。「僕が諦めたら試合が終わってしまう」。登録選手は10人。正規の人数は土田を含め4人しかおらず、バドミントン部などから助っ人を借りていた。この日、1人が体調不良で欠席。ベンチ入りした選手が9人ギリギリだったため、土田がプレー不可能となった時点で没収試合となる。「せっかく助っ人にも出場してもらっている。なんとしても最後まで試合がしたかった」。途中で終わってしまうことだけは、なんとしても避けたかった。

 3回には左前安打を放ち、意地を見せた。試合は無念の6回コールド負けだったが、「単独チームで戦うことができて良かった。来年は試合に勝ちたい」と更なる飛躍を誓い、球場を後にした。

最終更新:9月14日(水)12時36分

スポーツ報知

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