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出かける時は忘れずに グローブなしで観戦のファンを襲った悲劇とは

スポニチアネックス 9月14日(水)17時12分配信

 野球観戦でグローブを持っていくべきか否か、それが問題だ。米国のニューヨーク・デーリーニューズ紙(電子版)は13日、ヤンキースタジアムで選手が観客席へ投げ込んだボールが顔面を直撃した25歳の女性ファンを紹介した。

 12日のヤンキース―ドジャース戦は敵地にも関わらず、ドジャースファンが多数集結。この女性ファンもその一人だったという。試合はドジャースが勝利。最後の打者トレイエスの飛球をつかんだライトのプイグはドジャースファンが占める観客席へウイニングボールを投げ込んだ。

 応援への感謝のしるしとして投げ込まれたボール。最高のプレゼントが女性ファンの座る席へと急接近した。当時の様子を本人はこう語る。「覚えているのは、ボールが飛んできて、“私、グローブ持っていないんだけど”と思ったこと。顔の前に手を伸ばしたけれど、当たっちゃった。そんなに痛くはなかったけれど、舌の前に穴が開いているように感じたの。それで、下を向いたら手に歯があったのよ」。

 不幸にも前歯を失った女性ファンはすぐに球場内で応急処置を受けたとのこと。それでも、カリフォルニアで育ち、現在はマンハッタンで暮らしているというこの女性ファンはプイグを悪く思う気持ちはないという。

 「周りのファンはみんなボールを追いかけていたけれど、多分、全員が取り損ねていたと思う。だって、すごく速かったもん。グローブを持っている人も一人だけだった。だから、素手でキャッチする他なかったの。私は顔でのキャッチだったけれど」。

 女性ファンは前歯を失った自分の顔を携帯電話のカメラで自撮りしていたが、これについては「あの時はアドレナリンが全開だったみたい。パニックで訳が分からなくなっていたのかも」とのこと。何とも愛すべきドジャースファンだ。

最終更新:9月14日(水)17時13分

スポニチアネックス