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【BOX】山中「縁起良い場所」大阪でV11戦KOだ!

スポーツ報知 9月15日(木)6時6分配信

◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 山中慎介―アンセルモ・モレノ ▽WBC世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 長谷川穂積―ウーゴ・ルイス(16日、エディオンアリーナ大阪)

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介が、験のいい場所で3戦ぶりのKO勝利を狙う。ダブル世界戦(報知新聞社後援)の調印式が14日、大阪市内で行われた。大阪調印式では過去3戦全てKO勝利中。縁起の良いデータに乗って、1年前は辛勝だった同級1位アンセルモ・モレノとの完全決着をつける。元世界2階級王者の長谷川穂積は日本製より革が薄いメキシコ製グラブ対策として、元世界5階級王者フロイド・メイウェザー流のバンデージで臨む。

 V11戦へ向けた山中の表情は気合に満ちあふれていた。今回はWBC世界バンタム級王座を守るのと同時に、ボクシング界で最も歴史と権威のある雑誌とされる米専門誌「リングマガジン」が認定する同級王座のベルトがかかる。調印式では、そのベルトが披露された。「すごく新鮮。気合が入るし、絶対に持ち帰ろうという気持ちになった」と目の奥が光った。昨年9月のV9戦は2―1の判定勝ちだったモレノとの再戦へ「前回以上に差をつける自信はある」と力を込めた。

 完全決着へデータが後押しする。大阪では過去3戦(日本タイトル1度、世界戦2度)しているが、いずれもKO勝利。「縁起の良い場所なので、今回も気持ち良く会場入りできると思う」と、うなずいた。モレノとの決着と同時に、ここ2戦は判定勝利だけに今回はKOといきたいところ。「(前回のモレノ戦は)もう少しパンチが当たっていれば、KOチャンスという場面もあった。そういうときは強引にでも狙いにいきたい」と決意を示した。

 滋賀・湖南市出身。毎回、地元から多くの応援団が駆けつけるが、今回も2000人が熱い声援を送る予定だ。地元だけで会場の約3分の1を埋める形となる。2500人ほどの希望者があったというが、今回はあまりの人気でチケットが確保できずに地元でパブリックビューイングも行う。後援会関係者は「今回は、ぜひともKOで勝ってほしいという声が多い」と話した。

 山中は大きい期待に「間違いなくパワーになる。全てのファンの皆さまに感謝しています」と頭を下げた。モレノが調印式に7分ほど遅刻する一幕もあったが、「待たされるのは慣れているので気にならない」と、あくまで戦いに集中していた。(三須 慶太)

最終更新:9月15日(木)14時23分

スポーツ報知