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隠岐の海、6年ぶり珍手「逆とったり」で4連勝!2横綱2大関撃破

スポーツ報知 9月15日(木)6時7分配信

◆大相撲秋場所4日目 ○隠岐の海(逆とったり)照ノ富士●(14日・両国国技館)

 東前頭筆頭・隠岐の海がラッキーな白星で土つかずの4連勝を飾った。西大関・照ノ富士に逆とったりを繰り出すと、相手の足が一瞬早く土俵を割った。幕内では2010年以来となる珍手を繰り出して、15年秋場所の嘉風以来となる2横綱2大関を破る快挙を達成した。

 今ならどんな形でも勝てる。隠岐の海は、照ノ富士に押し出されたかに見えた。満員の国技館に充満していたため息は、物言いがつき審判が集まると、歓声と拍手に変わった。協議の末の結論は軍配通り。同時に土俵を割った瞬間、先に左足をついたのは優勢に見えた大関の方だった。

 2人とも勝った自信はあっても、確信はなかった。「(相手の)足が出たと思ったんですよ。ちょっと先に。物言いがついたので自分が不利かと思ったんですけど」と隠岐の海。一方の大関は「普通に相手が出たと思った。失敗だらけ」とガッカリ。勝敗を分けた0コンマ何秒の差を生んだのは“神ってる男”の勢いとしか言いようがない。

 前日の戦後18人目となる2日連続の金星の続きは、昨年秋場所の嘉風以来となる2横綱2大関撃破。しかも決まり手は逆とったり。2010年の九州場所11日目に魁皇(現浅香山親方)が日馬富士に決めて以来6年ぶりの珍手を繰り出しての快挙だ。「残したら危ない。早く(差し手を)抜こうと思ったら(向こうの)足が出た感じ」と、けが防止の動きが予想外の白星を呼び込んだ。

 綱取りに挑む稀勢の里が思わぬ不振。場所の期待がしぼみそうな中、まな弟子の快進撃に八角理事長(元横綱・北勝海)の口元も思わず緩む。「星が上がっているからあきらめない。もっと欲が出ればね」とムチを入れた。そんな師匠に、「もうちょっと頑張ります」と素っ気ない。この言葉が本心か、照れ隠しか。千秋楽には答えが出るはずだ。(網野 大一郎)

 ◆2横綱2大関撃破 平幕では15年秋場所の嘉風以来6場所ぶり。それ以前では03年名古屋場所の高見盛(現振分親方)がいる。三役力士では15年名古屋場所の栃煌山が達成。なお、初日からの横綱・大関連破は、1987年春場所で小結・益荒雄(現阿武松親方)が1横綱4大関に5連勝している。

最終更新:9月15日(木)6時7分

スポーツ報知

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