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簡単に年俸上げるな!虎・金本監督、契約交渉“厳冬方針”球団に要望

サンケイスポーツ 9月14日(水)5時0分配信

 査定も超変革!! 多くの若手が台頭している阪神だが、今オフの契約交渉では“厳冬方針”を貫く構えであることが13日、わかった。少々の活躍で簡単に昇給させないで欲しいという金本知憲監督(48)の意向が球団に伝えられた。この日は甲子園で全体練習を視察。残り11試合は、来季に期待できる若手の選別の場になると、厳しい姿勢を打ち出した。

 ちょっと1軍で活躍したら、期待値も込みで給料を上げて、翌年は…。そんな“負のサイクル”にはしない。超変革を掲げ、高山、原口、北條ら若手が次々とステップアップした今だからこそ、甘さを排除する。厳しさを前面に出す。来年を、未来の虎を強くするための“厳冬”方針だ。

 球団関係者によると、金本監督は「簡単に給料をアップさせるようなことはしないでほしい」と厳しい目での査定を求めているという。今季は優勝を逃し、借金も17(13日現在)と、チームとして厳しいオフは確実だ。昨年の1軍実績がほとんどない若手やルーキーは当然、年俸が上がるわけだが、問題はその“上がり幅”。簡単にポンポンとアップするような甘いことはしないでほしい-。もちろん球団のスタンスも同じだ。

 近年は若手の台頭が乏しく、例が少ない阪神。2010年に高卒1年目で4勝を挙げた秋山は、年俸600万円から倍増の1200万円だった。13年の藤浪は同10勝で、1500万円から4500万円と3倍増。ただ2桁勝利は別格でもあり、基準にはならない。

 阪神に限らず球界全体として、確固たる成績を残していない若手が“勘違い”して消えていったケースは多い。1軍で何年も結果を残してこそ一人前-。広島時代から叩き上げで超一流にのぼり詰めた指揮官の持論だ。昨年の就任後も「初めて外車に乗ったのは、初めて打率3割を打ったとき(5年目)」と振り返っていた。プロの評価は年俸。だからこそ自他共に認められる一人前になってから、ビッグマネーを手にすればいい。大きな夢を実現するには、最初が肝心というわけだ。

 今年、せっかく出てきた若手には何とかチャンスをものにし、大成して欲しい。だから、より厳しくなる。甲子園で全体練習が行われたこの日、残り試合の若手起用について問われると「いや。普通通り。勝つためにやるだけ」と言い切った。

 「ここからの11試合、(若手が)どのくらいのものを見せてくれるかで来年に対する期待感と、どうしても差別化はされてくる。それをよくわかってもらいたいね」

 現在1軍の高山、北條、中谷、原口、坂本、板山、梅野らを名指しして、尻を叩いた。

 「最後の最後まで勝負。この選手は来年まだ使えそうにないとか、判断されていくわけだから。あと2年かかる(とか)、一生無理だとか。言葉は悪いけど。そういう風に見られる11試合だから。投手も一緒」

 今季は3位DeNAとは6・5差に開き、残り11試合と状況は厳しいが、勝負をかける就任2年目の来季、芽を出し始めた若手の成長は絶対不可欠だ。強く、太く育てるために、今年は寒い冬を強いる。

最終更新:9月14日(水)10時6分

サンケイスポーツ

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