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東京・日本橋で「こち亀展」始まるラサール石井さん「こち亀は永久に不滅です!」

産経新聞 9月14日(水)13時32分配信

 昭和51年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、17日発売号での終了が発表された秋本治さん(63)の人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の原画150点以上を展示した企画展「こち亀展」が14日、東京都中央区の日本橋高島屋で始まった。「こち亀」の本格的な原画展は初めて。秋本さんは「40年描き続け、このような形で(作品を)見てもらえるのは、漫画家としてとてもうれしい」と喜びを語った。

 こち亀は連載開始以来、一度も休載することなく今年9月で40周年を迎えた。コミックスは17日発売の200巻で発行部数1億5000万部を超える。開式では、ギネス世界記録「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」の認定証授与式も行われた。

 瓶子吉久(へいし・よしひさ)ジャンプ編集長は「まさに読者の皆様のおかげで国民的漫画となった。17日発売の次号で大円団を迎えることになっているが、40周年イベントはまだまだ続いていく」とあいさつ。秋本さんは、「本日はありがとうございます。40年描き続けこのような形で(作品を)見ていただくことは、漫画家にとってもうれしいこと。今後の漫画家人生にとっても、すごく元気がでる」と語った。

 また、アニメ版『こち亀』の両津勘吉役の声優で、25日まで東京と大阪で公演される舞台版でも主演を務めるラサール石井さんも登壇。「舞台稽古の途中で連載終了を聞いた。こち亀は終わらないと誰しもが思っていた。終了の花を添えるためにも、力の続くかぎり舞台を務めたい」と話した。また、両さんの声で「たとえ連載が終了しても両津勘吉、こち亀は永久に不滅です」と叫び、会場を沸かせた。

 こち亀展では、1巻~200巻までの全コミックスを一堂に展示。連載開始当時から現在まで約3万枚の原画から厳選した150点以上が並ぶ。両さんの幼少期が描かれる「おばけ煙突が消えた日の巻」や「勝鬨橋ひらけ!の巻」のシーンを再現した模型も。40年の歩みをふり返るとともに、秋本さんから見た東京・下町の情緒を伝えている。さらに企画展のために描き下ろした新作や、3日に神田明神に奉納された絵巻の実物も展示されている。

 日本橋高島屋の周囲には午前10時半の開店前から長い行列ができた。午前6時から並んだという津市の自営業、保井孝瑛さん(32)は「自分にとっては、小学生の頃から読み続けた思い出の作品。下町の情緒や両さんのはちゃめちゃぶりが好きだった。これまでの作品をふり返り、ノスタルジーに浸りたい」と話していた。

 「こち亀展 こちら中央区日本橋高島屋内派出所」は9月26日まで。一般800円。

最終更新:9月14日(水)13時32分

産経新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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