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【セントライト記念】春の無念晴らす!メートルダール

サンケイスポーツ 9月14日(水)10時0分配信

 日曜の中山メインは菊花賞トライアルのセントライト記念(18日、GII、芝2200メートル)。白百合S2着以来となるメートルダールは2月の共同通信杯で、皐月賞馬ディーマジェスティに肉薄した経歴が光る。夏場を順調に過ごして仕上がりは文句なし。V実績がある中山へのコース替わりも好材料だ。

 春の大舞台には立てなかったが、残してきた戦績を見れば侮れない。メートルダールは京成杯、共同通信杯でともに3着の実力馬。白百合S2着後は充電して成長をうながし、秋の飛躍を目指して調整されてきた。

 「普段の様子を見ても、気持ちの面で子供っぽさが抜けてきました。馬体も大きな変化はないですが、少しボリュームが出ています」

 斎藤助手が着実な成長の跡を伝える。全休日明けの13日は雨の美浦坂路を軽快に駆け上がった。春に470キロ前後だった馬体はグンとたくましくなったように映る。

 2歳時に2勝を挙げ、クラシックへの期待は大きかったが、その後の重賞では脚を余す形で負ける不完全燃焼の競馬が続いた。それでも共同通信杯ではのちの皐月賞馬ディーマジェスティに猛然と迫った。1番人気のハートレー(9着)をマークしたことが裏目に出たことや当時伸びにくかった馬場の外めを通ったことを考えれば、着順以上に強い内容だった。

 今回は久々に中山が舞台。昨年12月の葉牡丹賞で後方一気の差し切りを演じている相性のいいコース。斎藤助手も「瞬発力というより長く脚を使うタイプ。中山なら3~4コーナーで勢いをつけていける」と歓迎する。初コンビの北村宏騎手にも1日、8日と2週連続で追い切りに騎乗してもらい、「先週は長めからビッシリやってもらった。特徴、感触をつかんでもらっています」。同レース最多タイの4勝を挙げる鞍上は頼もしいかぎりだ。

 「相手はそろっていますが、しまいの脚は世代の上位馬とも遜色ないと思います」と斎藤助手は期待を込める。3カ月半ぶりの実戦でも準備は万端。メートルダールの反撃の秋が始まる。(板津雄志)

★鞍上はセントライト記念男

 メートルダールが新コンビを組む北村宏司騎手(36)=美・フリー=は、セントライト記念で抜群の成績を残している。2005年キングストレイル(8番人気)、08年ダイワワイルドボア(9番人気)、13年ユールシンギング(3番人気)、15年キタサンブラック(6番人気)で優勝。4勝は郷原洋行元騎手、加賀武見元騎手、蛯名正義騎手と並ぶ最多。勝率も30.8%と高い。

最終更新:9月14日(水)10時0分

サンケイスポーツ

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