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居酒屋「串カツ田中」が上場初日に株価5千円突破の大人気 1千店挑戦など急成長計画も公表

産経新聞 9月14日(水)15時42分配信

 B級グルメが売りの居酒屋チェーン「串カツ田中」が14日、東証マザーズに上場した。上場初日の株価は公開価格3900円に対し、一時5000円を超えるなど急騰し、投資家の期待の大きさを証明した。東京都内を中心に125店を突破した店舗数は、1千店が長期目標。今11月期決算も高水準の増収増益をめざす。

 14日の東証マザーズでの、「串カツ田中」の株価は、公開価格3900円に対し、午前9時半近くについた初値は公開価格より525円高い4425円。その後も高値が続き、午後につけたこの日の高値は1230円高い5130円となり、30%以上も上回った。終値も27.4%、1070円高い4970円となった。

 「串カツ田中」は大阪名物として知られる串カツ店で、1本100円からの串カツや一品料理を多数用意する居酒屋。入口の上にある白いテント看板に「名物串カツ田中」と書かれ、カウンターとテーブルだけの、シンプルな構えの店舗だ。料理は大阪名物で、「2度づけ禁止」などのルールも大阪流だが、発祥は東京。平成20年末に世田谷区に1号店を出店して以降、都内の店舗は70店を超え、首都圏1都3県では106店に及ぶ。これに対し、大阪府内には5店舗しかない。徹底した集中出店方式を取っている。出店方式は半分以上がフランチャイズ店となっている。

 14日に公表した今11月期の単独業績予想は、売上高が前期比61.6%増の40億5800万円、営業利益が45.3%増の2億9300万円、最終利益が33.8%増の2億4600万円。東証マザーズ上場会社は“出世払い”よろしく急成長でも赤字決算という会社が少なくないなか、しっかりした収益力も目立つ。

最終更新:9月14日(水)16時2分

産経新聞