ここから本文です

東洋ゴム工業の不正は一連の偽装問題の始まりだった

投信1 9/14(水) 12:10配信

9月11日は東日本大震災から5年半が経過

先の9月11日は、2001年に起きた米国同時多発テロ事件から15年の節目に当たる日でした。あの日、テレビで見た衝撃的なシーンを今もよく覚えている人も多いでしょう。あれから15年が過ぎ、月日が流れる早さを感じずにはいられません。

また、9月11日は、東日本大震災から5年半が経った日でもあります。何周年という特別な追悼はありませんでしたが、テレビでは相応の特集番組を放映していました。改めて、多くの亡くなられた方々のご冥福をお祈りせずにはいられません。

東日本大震災と阪神淡路大震災の違い

ところで、東日本大震災が起きる16年前の1995年1月には、阪神淡路大震災が発生しています。戦後の日本で起きた地震の中で、極めて甚大な被害を与えたという意味では、この2つがあげられるでしょう。死者行方不明者は、阪神淡路大震災が約6,500人弱、東日本大震災が約18,400人(注:震災関連死を含まず)となっており、多くの尊い人命が失われました。

しかし、両地震による死者の内訳は大きく異なります。阪神淡路大震災では80%以上が倒壊した建物の下敷きになった圧死であり、約10%が火災による焼死とされています。一方、東日本大震災では、ご存知の通り、90%以上が津波による溺死です。つまり、東日本大震災では、倒壊した建物による死因は非常に少なかったことが特徴なのです。

確かに、今思い返しても、東日本大震災でビルが倒壊したり、建物が壊滅的になったりしたシーンは少なかったように記憶しています。東京都心部でも、老朽化した講堂の屋根が落下した等を除くと、建物や構築物に大きな被害はありませんでした。被災地で街並みが壊滅的になったのは、その多くが津波によるものです。これは、阪神淡路大震災との大きな違いです。

阪神淡路大震災後に耐震構造が大幅に強化された

実際、多くの建物や構築物が倒壊した阪神淡路大震災を教訓として、新築の建物は言うまでもなく、既存の建物や構築物にも耐震構造が施されました。この耐震構造の強化は、結果として、東日本大震災で大きな効果を示したと考えられます。

見方を変えれば、阪神淡路大震災で亡くなった人々のお蔭で、東日本大震災では多くの命が救われたとも言えるでしょう。

1/2ページ

最終更新:9/14(水) 12:10

投信1

チャート

東洋ゴム工業5105
1496円、前日比+67円 - 12/8(木) 15:00