ここから本文です

郡上八幡包む笑い 桂米朝一門が落語の会

岐阜新聞Web 9月14日(水)9時19分配信

 俳優の近藤正臣さんが司会を務め、桂米朝一門の落語家が高座に上がる「郡上八幡上方落語の会」が、岐阜県郡上市八幡町の安養寺本堂で開かれ、約440人の愛好者が巧みな話芸に酔いしれた。
 故永六輔さんの司会で32年間続いた「郡上八幡大寄席」が閉幕した後、近藤さんや市民有志でつくる実行委員会が企画。今年7回目を迎えた。
 八幡町出身の桂弥太郎さんは「ふぐ鍋」を口演。弥太郎さんの師匠の吉弥さんは「餅屋問答」を、ざこばさんは「厩(うまや)火事」を演じた。米團治さんは、話の途中にお囃子が入る上方落語ならではのはめ物で「算段の平兵衛」を披露。複数の登場人物を巧みに演じ分けて、観客を引き込んでいた。
 近藤さんと出演者の4人による「おはなしかい」では、近藤さんが「弥太郎君の出番の時、お三方が太鼓と鉦をたたいていた。これはすごいことや」と先輩後輩関係なく、鳴り物をやる舞台裏を明かすと、米團治さんは「父の米朝には『いつ鳴り物、はめ物の入る話があるか分からない。いつでもできるように』と教育されてきた」と話した。

岐阜新聞社

最終更新:9月14日(水)10時46分

岐阜新聞Web