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宗谷線が全線復旧 稚内への特急再開 日高線も16日一部復旧

北海道新聞 9月14日(水)7時30分配信

日高町千栄では仮橋開通

 大雨の影響で運休が続いていたJR宗谷線幌延―稚内間が13日、1週間ぶりに復旧し、札幌と稚内を結ぶ特急も全線で運行を再開した。台風10号の大雨で不通となっていたJR日高線苫小牧―鵡川間は、16日にも運行を再開する。JR北海道関係者が明らかにした。

 宗谷線は、宗谷管内で記録的な大雨となった6日、稚内市の抜海―南稚内間でレール下の路盤が流失、復旧作業が進められていた。

 稚内駅には13日午後1時前、復旧後の一番列車となった札幌発の特急スーパー宗谷1号が到着した。旅行のため稚内を訪れた札幌市の無職佐藤俊美さん(71)は「無事に来られて良かった」と笑顔で話した。

 日高線は、台風10号の大雨で慶能舞(けのまい)川橋(日高管内日高町)の橋桁が流失し、苫小牧―静内間の信号を制御する通信ケーブルが切断されたため、8月31日から不通となっていた。

 一方、日高管内日高町千栄(ちさか)の国道274号では、大雨で崩落した千呂露(ちろろ)橋の仮橋が13日午後から通行できるようになった。橋の上流側には33世帯63人が暮らしていたが、19世帯36人が地区外で避難生活を続けていた。仮橋の通行は千栄地区の住民や工事用車両、緊急車両に限定される。

 また十勝管内清水町では13日午後9時現在、町内約4700世帯のうち約3700世帯で水道を利用することが可能になったが、約1800世帯はなおトイレや洗濯など生活用水の利用しかできない。町は17日の全面復旧を目指している。

北海道新聞

最終更新:9月14日(水)7時30分

北海道新聞