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ダウ258ドル安、エネルギー株や金融銘柄に売り(13日)

ロイター 9月14日(水)5時58分配信

【ニューヨーク株式市況】
9月13日火曜日-米国株式市場では、ダウ平均株価が258ドル値下がりしたほか、主要株価指数が軒並み1%強低下しました。原油安に伴いエネルギー株に売りが出たほか、目先の利上げ観測の後退で金融株が軟調でした。シェブロンは2.8%安、エクソン・モービルも2.4%安、金融株のゴールドマン・サックスは2.4%安で引けました。13日の原油先物市場は3%下落しました。国際エネルギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPEC)が供給過剰状態が続く見通しを示したことを嫌気し、ドル高に伴う割高感が重しとなりました。12日には、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つブレイナード連邦準備理事会(FRB)理事を含む3人のFRB高官が利上げに関してハト派的な発言をしましたが、これは過去2週間つづいた複数のFRB高官からのタカ派発言とは対照的なものとなりました。市場からは「利上げに関して不透明感が高まっており、投資家は、FRB当局者らのコメントに自信を持てないでいる」との声が聞かれました。来週20日と21日に予定されているFOMCが終わるまではこの不透明感は続きます。CMEフェッドウォッチによりますと金融市場が織り込む9月利上げの確率は、21%から15%に下落。また、ゴールドマン・サックスも9月利上げの確率を40%から25%に引き下げました。個別銘柄ではアップル株が2.6%上昇です。米通信大手スプリント・ネクステルとTモバイルUSはこの日、アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」の事前予約が好調と明らかにしました。米鉱業大手フリーポート・マクモランはメキシコ湾岸深海に保有する資産を米石油・ガス開発大手アナダルコ・ペトロリアムに20億ドルで売却することで合意しました。大幅に膨らんだ債務を減らす狙いがあります。しかし、フリーポートは8.4%安と急落です。アナダルコは0.3%安。ダウ平均の構成銘柄は、ほぼ全面安で引けました。特に下落が目立ったのは、シェブロン、エクソン・モービル、ゴールドマン・サックスなどで、上昇したのはアップルのみでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。(ニューヨーク 13日 ロイター)

最終更新:9月14日(水)5時58分

ロイター