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女性経営者の展望プレゼン大会、さいたまの美容サロン社長に最優秀賞

埼玉新聞 9月14日(水)10時30分配信

 女性の企業経営者による自社事業の内容や未来展望などを説明するプレゼンテーション大会「SAITAMA Smile Womenピッチ」が10日、埼玉県さいたま市内で行われた。県内でまつげエクステサロンやアロマトリートメントサロンを展開する「アイエフラッシュ」(さいたま市南区)の南まゆ子社長(35)が最優秀賞に選ばれた。

 大会は県が推進するウーマノミクスプロジェクトの一環。県から国内外で活躍する女性企業家を輩出することを目的に、初めて開かれた。

 南社長はプレゼンテーションで起業理由を、28歳当時に2歳の娘がいる中で、女性が出産後でも働き続けることができる場をつくりたかったと説明した。事業については、さいたま市を軸に県内で店舗展開していると紹介。利用料金は都心で同様のサービスの利用経験がある女性に、県内でも利用してもらおうと、都心の相場の8割程度に設定して、差別化を図っていると強調した。

 今後の展開は、都心から離れる形で県内に出店し、新たな市場の開拓を図りながら女性の雇用を創出することを目標にしていると説明。さらに県内での地盤を固め、海外で現地に在住する日本人などを採用し、事業拡大を目指す構想を発表した。

 審査員たちは南社長のプレゼンテーションについて、20代で起業したことや、県内にこだわった事業展開、女性の雇用の場を創出している点などを評価。海外への事業進出を明確に設定している点も高く評価した。

 南社長は「一緒に働いてきた従業員の力がなければ受賞できなかった。今後も雇用面で県経済を支えたい」と喜びを語った。南社長は県が11月上旬に設定した米国シリコンバレーへの経営研修プログラムに参加する予定。

 今大会は、事前に書類で応募者を受け付け、1次で書類審査、2次でプレゼンテーション審査を実施。2次審査を通過した6人が、最終審査となるプレゼンテーションを行った。最終プレゼンテーションでは、出場者が5分間で自社のビジョンなどを説明。その後10分程度、審査員を務めるベンチャーキャピタル、監査法人、大手広告会社などのビジネス開発関係の担当者らからの質問を受けるという形式で行われた。

最終更新:9月14日(水)10時30分

埼玉新聞