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早寝早起き成功のための5つのポイント

ベネッセ 教育情報サイト 9月14日(水)12時0分配信

文部科学省のプロジェクト「早寝早起き朝ごはん」運動が、今年で10年目となりました。子どもにとって「早寝早起き」がいいということは、ご存じのかたも多いのではないでしょうか。
早寝早起きにはさまざまな効果が挙げられますが、今回は、サッカーや水泳などスポーツに興味があるお子さまにぜひ伝えていただきたいメリットをご紹介します。

夜型生活による5つのデメリット

はじめに、夜型のお子さまにはどんな特徴があるのでしょうか。

【1】身長が伸びにくい
人間の体内で成長ホルモンの働きが活発になるのは、ノンレム睡眠中です。時間では、夜11時前後。成長ホルモンは、骨や筋肉をつくる、免疫力を高めるなどの働きがあります。そのため、夜9時頃には布団に入るのが理想的です。

【2】肥満になりやすい
成長ホルモンには脂肪の代謝を促す働きもあるので、遅く寝ると太りやすくなります。夜遅くまで運動をしても、それで睡眠時間が短くなってしまっては、かえって太りやすくなるのです。

【3】運動機能が上がらない
きちんと睡眠がとれていないと、日中の運動機能が上がらないことが明らかになっています。多くのアスリートも、体調管理で最も大切なこととして「しっかりと眠る」ことを挙げています。

【4】学習したことが身につかない
脳には海馬という「知識の工場」がありますが、ここは睡眠中に活性化し、昼間経験したことを何度も再生して確かめ、知識として定着させます。この海馬の働きを助ける脳内物質(メラトニン)は、眠っている間に活発に分泌されます。
そのため睡眠時間がきちんととれていないと、せっかくがんばってスポーツの練習をしても、覚えが遅くなかなか上達しないという結果になってしまうのです。

【5】気持ちが安定しない
情緒や精神を安定させる「不安抑制ホルモン」とも呼ばれる脳内物質のセロトニンは、朝方にたくさん分泌されます。また、朝の日を浴びるとより活発に分泌されることがわかっています。セロトニンが不足すると、攻撃性が増す、社会性が低下するという説もあります。そのため、夜型のお子さまは心が不安定、自信をもちづらい、攻撃的といった傾向があるでしょう。「自分は大丈夫!」という気持ちの安定は、スポーツの上達にも欠かせないものです。

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最終更新:9月14日(水)12時0分

ベネッセ 教育情報サイト