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注目の音声規格MQAに対応したアンプ内蔵ハイレゾスピーカー、クリプトン「KS-9Multi」

Stereo Sound ONLINE 9月14日(水)16時59分配信

MQA/リニアPCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHzまでの音源をサポート

クリプトン(KRIPTON)より、一体型オーディオシステム「KS-9Multi」(愛称:ハイレゾナイン・マルチ)が10月1日に発売される。オープン価格で、想定市場価格は28万円前後。

 同社のKSシリーズは、ハイレゾ再生に対応したアンプ内蔵スピーカーシステムで、2010年の「KS-1HQM」以降、「KS-3HQM」、「KS-7HQM」が発売されている。

 そして、下記関連記事のリポートでもお伝えしたように、同社のハイレゾ音楽配信サービス「KRIPTON HQM」では、10月1日よりMQA(Master Quality Authenticated)フォーマットを採用した音源の取り扱いを開始する。それに合わせてKSシリーズの最上位モデルとして開発されたのが、KS-9Multiというわけだ(KS-7HQMは引きつづき併売される)。

 型番の「Multi」は、MQA、リニアPCM、DSDの各ハイレゾ音源にマルチに対応するというところから名付けられており、MQA/リニアPCMは最大192kHz/24bit、DSDは2.8MHzの再生をサポートする。

 新設計のデジタルオーディオ回路は、XMOSを用いてD/Dコンバーターを構成しているほか、FPGA内に組まれたDSPでクロスオーバーやボリュウムのデジタル処理を行なっている。

 さらに、KS-7HQM比で2倍の回路規模を持つXMOSを活かし、こちらに自社製のMQAデコーダーを搭載しているのもポイントだ。クリプトンはMQAと密に協力し、配信する音源に対しても自社製エンコーダーを用いるなど、ハードとソフト両方を手がける同社の強みとしてアピールしたい構えだ。

 スピーカーユニットは、デンマーク製の30mmリング型トゥイーター、84mmコーン型ウーファーを搭載。最大出力40W+40W×2のデジタルアンプで駆動するバイアンプ仕様を採用している。こちらをデジタルオーディオ回路と直結させることで、変換ロスや歪みの少ないピュアなサウンドを楽しめるとのことだ。再生周波数帯域は60Hz~60kHz。

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最終更新:9月14日(水)17時10分

Stereo Sound ONLINE