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ソフトバンク・負けないバンデン 18日先発へ完全復活宣言

西日本スポーツ 9月14日(水)10時30分配信

 18日のオリックス戦で1軍復帰することが決まったリック・バンデンハーク投手(31)が13日、「完全復活」を宣言した。5月31日の中日戦を最後に疲労の蓄積などで2軍再調整。9月に入って2度の実戦登板で状態は上向きのようだ。日本ハムと激しい優勝争いを繰り広げる中で、初登板から14連勝の日本タイ記録保持者の復帰は心強い限り。この日は筑後屋内練習場でキャッチボールなどを行った。

日本ハムとの天王山2連戦を任された千賀と武田

■筑後で調整に集中

 頼もしい助っ人が帰ってくる。110日ぶりの復帰戦に向けて、バンデンハークは筑後で調整に集中していた。キャッチボールで力強い球を投げ、じっくりと体幹トレーニングを行った。「調子はいいですよ。(1軍復帰は)すごくうれしい」と表情も明るかった。

 本格復帰後は、2軍戦で2試合のみの登板。9日のウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)で投げた5回72球が最長イニングで最多の球数だ。シーズン最終盤にさしかかり、半ば見切り発車ともいえる1軍昇格となるが、「球数は(100球程度まで)いっていないけど、これまで気になっていた投げたあとの状態が全然問題ない」と不安を振り払った。

 負けない右腕には救世主としての期待も高まる。昨年のデビューから14連勝の日本タイ記録をマーク。5月17日の日本ハム戦で記録は止まったが、来日後の登板25試合で1敗しかしていない。「野球はみんなでやるスポーツなので一人で勝てるわけではない。自分はしっかり仕事をするけど、一人で救おうとかは考えていないよ。みんなで助け合って勝っていければいいんだ」と「救世主」はやんわり拒否したものの、勝利への熱い思いを口にした。

 リハビリ中もチームのことを人一倍気にかけてきた。離脱したころは首位を快走していたが、今は日本ハムと一進一退の攻防が続く。「ずっと1軍の試合は見ている。不運なことで相手に流れがいって落としていることもあるけど、これも野球の一部。チームとしてはよく頑張っていると思う」と、自分が不在となったチームを見守ってきた。

 18日の復帰戦の相手は最下位に沈むオリックス。ただし、後半戦に限れば2勝8敗と大きく負け越している難敵だ。「6位が1位に勝つこともある。相手を気にせず自分のできることをやるだけ。自分たちの野球ができれば勝てる」。負けない右腕が、V3への再加速のエンジンとなる。

=2016/09/14付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:9月14日(水)10時30分

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