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16年度鋼材受注、特殊鋼が回復先行

日刊産業新聞 9月14日(水)11時18分配信

 2016年度は鉄鋼生産が下期にかけて緩やかな回復に向かうと期待されているが、先行指標となる鋼材受注は6月まで特殊鋼が先行する格好で回復しつつある。7月末には普通鋼鋼材の在庫調整が一歩前進。7月の全国粗鋼生産が4カ月連続増となるなど環境改善の兆しが出始めている。このため過度に悲観する必要はないが、新興国の景気減速や円高定着による輸出鈍化などの下振れリスクが浮上し、建設分野の戻りが想定より遅れていることから、鉄鋼メーカーは10月以降も慎重な生産対応を迫られることになりそうだ。

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最終更新:9月14日(水)11時18分

日刊産業新聞