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ボーイングとサーブ、米空軍の次期ジェット練習機「T-X」案を公開

sorae.jp 9月14日(水)13時20分配信

ボーイングとサーブはセントルイスにて、次期ジェット練習機の選定プログラム「T-X」の案を公開しました。両社が共同開発したT-Xは単発エンジンを搭載した2座席の練習機となり、現行の練習機となるT-38の後継を目指すことになります。

T-XはF-22やF-35などの第5世代ジェット戦闘機に搭乗するパイロットの育成を目的としています。今回ボーイングとサーブが製造したのは2機のT-Xで、今後米空軍と米国防総省にその性能をアピールすることになります。また両社によればT-Xは高価でなく、柔軟で、容易に新技術へとアップグレードが可能なんだそうです。
 
今年5月にサーブは新型戦闘機「グリペンE」を公開しましたが、T-Xは双尾翼を搭載。これにより操作性の向上と大きな迎え角を実現。また先進のコクピットシステムを採用するなど、シート周りの設備も最先端のものとなっています。もちろん数十年単位での運用を見越して、整備性にも気を使っています。

さらにT-Xは現在製造された2機だけでなく、追加で3機が製造されます。これは機体の製造の用意が十分に整っていることを競合メーカーにアピールするためです。
 
そしてT-Xが正式に採用されたあかつきには、50年以上稼働し続けてきた米空軍の400機のT-38を置き換える予定です。T-Xの運用開始は2024年を予定。少なくとも350機以上の導入が見込まれるT-Xは、採用メーカーに大きな利益をもたらすことでしょう。
 
なおボーイングは主力戦闘機や長距離打撃爆撃機のコンペティションにて、ロッキード・マーティンやノースロップ・グラマンに負けています。また訓練機への採用は海外にて軽量戦闘機の契約に結びつくこともあり、ボーイングとしてはT-Xの採用はぜひとも勝ち取りたいことでしょう。

今後、T-Xではボーイングとサーブ連合だけでなく、ロッキード・マーティンと韓国航空宇宙産業連合、それにノースロップ・グラマン、アレーニア・アエルマッキ、テキストロン・エアランドなどの間でコンペティションが行われます。はたして次世代ジェット練習機の座を勝ち取るのは、どのメーカーになるのでしょうか?

最終更新:9月14日(水)19時0分

sorae.jp

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