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広域合併も選択肢の一つに 双葉郡将来像で楢葉町長が見解示す

福島民友新聞 9月14日(水)12時12分配信

 原発事故の影響が色濃い双葉郡8町村の将来像を巡り、楢葉町の松本幸英町長は13日、「古里の復旧・復興と住民帰還に全力で取り組むのが先決だ」と前置きした上で、各町村が将来の課題への対応策を探る中で広域合併も選択肢の一つになるとの見解を示した。

 松本町長は同日開会した9月町議会一般質問で広域合併の是非を問われ「共通課題を解決する方策の一つとして必要に応じて検討されるべきだ。決して合併に後ろ向きではない」と答弁した。

 予想される共通課題には人口流出や急激な高齢化、財政状況と雇用環境の悪化を挙げた。

 本年度から5年間の「復興・創生期間」で各町村の復興への取り組みが前進すると推察。直接的な言及は避けたが、原発事故による帰還困難区域が町の大半を占める大熊、双葉両町を念頭に「町内の97%が帰還困難区域でありながら、その自治体が生きようとして復興拠点づくりを進めている」と厳しい状況の自治体に配慮をにじませた。

 「公式な場で合併の議論はない」と機運が高まっていない現状に触れ「合併の是非は住民の生活環境がどう変わるかを考えなければならない。住民に寄り添った考え方をしないと、極めておかしな方向に行く可能性がある」と念押しした。

福島民友新聞

最終更新:9月14日(水)15時16分

福島民友新聞

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