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救急隊到着まで7分54秒

紀伊民報 9/14(水) 17:01配信

 和歌山県田辺市消防本部の救急隊員が119番通報を受けて現場に到着するまでの2015年の平均時間は7分54秒。10年間で1分36秒長くなっていることが分かった。救急出動件数の増加が関係しているとみられるが、決定的な要因は特定しきれていない。ただ、全国平均に比べると到着時間は下回っている。

 市消防本部によると、06年は通報から現場到着までの平均時間が6分18秒だった。10年間で最も平均時間が長かったのは13年の8分。救急出動も5086件で10年間では14年の5243件に次いで多かった。

 15年の救急出動件数は、06年の4719件から214件増えて4933件だった。件数増加の理由として、市消防本部の梅田昌宏警防課長は「高齢化率が高くなったことで救急出動件数が増えたのでは」と話す。実際、15年に医療機関に搬送した4560人のうち、65歳以上の高齢者は62%(2825人)を占めた。

 全国平均と比べると、記録がある14年の全国平均は8分36秒。同年の田辺市消防本部は7分48秒で48秒速い。梅田警防課長によると、全国平均よりも到着時間が短いのは、人口に対する救急車の数が全国よりも多いからだという。

最終更新:9/14(水) 17:01

紀伊民報