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貧打解消が急務の巨人、ロッテ・デスパイネに熱視線 今季で契約切れ また他球団から?

夕刊フジ 9月15日(木)16時56分配信

 2年連続でセ・リーグ優勝を逃した巨人が、来季の新主砲候補としてロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(30)に照準を合わせていることが13日、分かった。高橋由伸監督(41)の就任1年目の今季は、打線強化を最重要課題として米大リーグで通算122本塁打を記録したギャレット・ジョーンズ外野手(35)を補強したが中軸に定着できていない事情がある。来日3年目の今季、ロッテの不動の4番として安定した成績を残すキューバの大砲に、3年ぶりの覇権奪回を託す構えだ。 (笹森倫)

 今年1月のスタッフ会議で、高橋監督は「チーム打率は・260-265くらいを目標に。それくらいに上がることで、1試合の平均得点も4点前後にはなる」と打線再建の青写真を描いた。

 だが、ここまでの129試合でチーム打率・250、1試合平均3・7得点。リーグ覇者・広島の同・275、4・8得点に水をあけられている。

 個人に目を向ければ、近年は低調な打撃が続いていた坂本が打率・347でもっかリーグ首位打者。22本塁打を記録し2010年以来6年ぶりに20本の壁を破った。昨季は自己最低の成績だった村田も打率・293、19本塁打と復活を印象づけている。だが、ともに打線の中心である4番には1度も座っていない。

 長く4番を務めてきた阿部にかわり、年俸3億円+出来高の契約で加入したギャレットは、新主砲として期待され開幕から4番を張った。だが攻守に精彩を欠き5月下旬に2軍落ち。6月の再昇格後は主に下位打線に入り22本塁打を放っているが得点圏打率・200、58打点は物足りない。

 代役として新加入のクルーズや長野が4番を務め、7月下旬からは阿部が“元サヤ”に収まった打線は夏場に活性化したが、4番の打棒が下降線をたどるにつれチームも優勝争いから脱落した。

 ギャレットは真摯な姿勢が評価され残留の可能性があるが、主砲として計算できない。来季が2年契約2年目のクルーズは故障がち。阿部も来季は38歳で年間を通じた活躍には疑問符がつく。不動の4番候補が見当たらない以上は、新戦力を補強するしかない。

 その筆頭候補が今季でロッテとの契約が切れるデスパイネだ。キューバリーグでシーズン36本塁打(87試合)の記録を持つ同国代表の主砲は、2014年7月にロッテ入り。今季は打率・286、24本塁打、91打点と安定した成績で4番に座り、リーグ1位の得点圏打率・333と勝負強さも光る。

 巨人は14年オフにも獲得を検討したが、横浜DeNAでプレーしたグリエルを優先。その争奪戦に敗れた上にデスパイネも2年契約で残留したため虻蜂取らずとなった。ロッテの大砲は日本の野球に順応し、巨人が重要視する素行面もクリア。機は熟したといえる。

 球界関係者は「巨人と金銭面で争うのは無理。ロッテはデスパイネが出ていくものとあきらめている」と明かす。昨季もロッテはクルーズとの残留交渉が暗礁に乗り上げ、巨人が2年総額4億8000万円という破格条件で引き抜いており、二の舞となりそうだ。

 覇権奪回を目指す上で、巨人の最大のアドバンテージは財力。主に左翼を守るデスパイネと守備位置がかぶるギャレットを2軍に待機させる助っ人野手3人体制も可能だ。セペダをはじめキューバ勢の恩恵を受けられずにいたが、デスパイネが真打ちとなるか。

最終更新:9月15日(木)16時56分

夕刊フジ

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