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貨物駅予定地で環境調査 静岡県、9月補正に実施費

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月15日(木)8時2分配信

 静岡県は、JR沼津駅付近鉄道高架事業で貨物駅の移転先とする沼津市原地区で、気温や風向などのデータを集める環境基礎調査を実施する。2018年度の工事着手を目指す上での準備の一つで、9月補正予算案に実施費用200万円を盛り込んだ。

 県街路整備課によると、取得済み用地の一部に機器を設置し、気温、風向、風速、大気質を連続観測する。着工前の状況を把握し、新貨物駅ができた場合の生活環境への影響予測などに向けた基礎資料にする。

 地元住民の間には、新貨物駅の設置による環境悪化への懸念があり、地元側が対策を求めている。県はJR貨物に業務委託した新貨物駅の設計が完了した後、騒音に関する調査なども実施し、17年度にも対策の方針を示す予定。

 鉄道高架事業は、高架本体の工事に先立って現在の貨物駅の移転が必要で、新貨物駅の整備が最初の工事となる。市は17年度末までを目標に移転先用地の取得を進め、現在の取得率は77・6%。事業に反対する地権者らは、県と国を相手に事業認可の無効確認などを求める訴訟を起こしている。

静岡新聞社

最終更新:9月15日(木)8時2分

@S[アットエス] by 静岡新聞