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渡辺謙ら「怒り」豪華出演陣がゆるゆるトーク 李相日監督は怖かった?

映画.com 9月15日(木)5時0分配信

 [映画.com ニュース] 吉田修一氏の小説を李相日監督のメガホンで映画化した「怒り」のLINE LIVEプレミア上映会が9月14日、都内で行われ、李監督と出演の渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡が舞台挨拶に出席した。

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 直前に東京国際フォーラムで行われたジャパンプレミアでは、登壇陣はフォーマルな衣装に身を包んでいたが、ここではカジュアルな装いで登場。渡辺が「おじさんなので、ジャケットは着てきました」と語ると、妻夫木は「ラフと言われたのに謙さんがジャケット着ている。話が違う!」と冗談めかしてクレームをつけ、宮崎と広瀬は「2人ともコンセプトがお花になったね」とほほ笑み合っていた。

 鑑賞直後で興奮冷めやらぬ観客は、感想を書いたボードを手にしており、「演技力」という評に食いついた松山は「全員が今までのイメージを崩す演技をしている。謙さんが漁協の職員とは、まず結びつかない」とキッパリ。「フォークリフトを運転している謙さんに、買い付けに来た人が『今日何時から開くの?』と聞いていましたからね。謙さんの存在感でも、フォークリフトに全部吸収されるんだなと思った」と振り返り、渡辺は「衣装着てフラフラしていたら、本当に誰にも気づかれなかった」と笑っていた。

 さらに、観客から「李監督は怖かった?」と率直な質問が寄せられた。3度目の李組参加となった妻夫木は「『よーい、スタート』の前から人物になりきること、その準備を望んでいるんです。怖いわけではないです。たまーに怖くなる瞬間がありますけどね」と明かす。そして「最後、僕が泣きながら歩くシーンがありますが、監督はバックショットで撮りたいと。50メートルくらい歩き、スタッフは僕のアテンド出来ないから、対面から歩いてくる人が『わっ、妻夫木だ。あ、泣いている……』となっていた」と告白した。

 キャスト陣はひとりずつ答えていき、広瀬に順番がめぐると「なんでも言っていいよ」(渡辺)、「本心で言って」(李監督)とのささやきが。背中を押された広瀬は、「舟を運転するシーンが多かったので『今なら逃げられる』と常に思っていました(笑)。『私が舟で逃げたら監督、どうするんだろう』と思った」と話す。これを受けた李監督は「でもこっち(撮影クルー)の船のほうが速いから」と切り返し、森山はじめ一同から「そういう問題!?」「こっわ」「やっぱり怖いわ!」「そういう映画撮ればいいじゃん」と総ツッコミを食らっていた。

 また、「自分以外の役では誰を演じたい?」と問われ、渡辺は綾野を指差す。そんな姿に、綾野の相手役を務めた妻夫木は「僕が謙さんと……。大変ですね」と苦笑い。渡辺は「違うよ、俺がやるんじゃないの! 単純にここの精神世界は素敵ってことだよ、そんな拒絶はないだろう!」と絶叫し、当の綾野は「この世界は年齢とか関係ないですからね」とどこ吹く風だった。

 イベント終盤には、自撮り棒付き携帯電話を持った渡辺が、客席をバックに記念撮影。「おりゃ! ほっ!」など軽快な掛け声を上げながらシャッターを押していた。「怒り」は9月17日から全国で公開。

最終更新:9月15日(木)5時0分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。