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2016年ノーベル賞、日程や発表時間は? 受賞者予想や研究内容を解説

リセマム 9月15日(木)11時45分配信

 2016年は現地時間10月3日午前11時30分(日本時間同日午後6時30分)の生理学・医学賞受賞者を皮切りに、10日まで行われる「ノーベル賞」受賞者発表。今年の受賞者は誰か、そして国内からの受賞者は出るのか。日本科学未来館は、公式ブログ「科学コミュニケーターブログ」で受賞者予想を開始した。

日本科学未来館 科学コミュニケーターブログ

◆2016年 ノーベル賞発表スケジュール

 ノーベル賞は、ダイナマイトの発明で財を築いたA.B.ノーベル氏が遺贈した基金をもとに、毎年4機関によって授与される1901年から始まった世界的権威を持つ賞。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の5部門と、スウェーデン銀行の寄付により1969年から設置された経済学も含め、全5部門1分野で顕著な功績を残した人物に贈られる。

 2016年の発表スケジュールはいずれも現地時間で、「生理学・医学(PHYSIOLOGY OR MEDICINE)」が10月3日午前11時30分、「物理(PHYSICS)」が10月4日午前11時45分、「化学(CHEMISTRY)」が10月5日午前11時45分、「平和(PEACE)」が10月7日午前11時、「経済学(ECONOMIC SCIENCES)」が10月10日午前11時45分から。「文学(LITERATURE)」の発表予定は後日公開される予定。時間はすべて、発表が行われるスウェーデンのサマータイム(CEST)に基づいている。

◆国内受賞者に期待、日本科学未来館が予想スタート

 日本科学未来館は、ノーベル賞発表を科学研究に親しむ好機ととらえ、9月18日から10月31日まで歴代のノーベル賞受賞者たちのメッセージが並ぶ常設展示「ノーベルQ」内に特設パネルを展示する。

 展示に先駆け、9月6日からは科学コミュニケーターが「受賞にふさわしい人・テーマ」について予想するシリーズを公式ブログで公開し始めた。日本科学未来館の科学コミュニケーターが、独自の視点や分析、そして熱意を持って受賞者の予想を行っている。

 9月6日には、ノーベル化学賞の受賞者として、東京大学大学院工学系研究科所属の藤田誠教授を紹介。科学コミュニケーター自身が化学的視点から魅力を感じる点をユーモアたっぷりに解説し、藤田教授の研究内容をわかりやすい言葉で伝えている。

 9月8日に投稿された予想では、ノーベル生理学・医学賞受賞者としてラホイヤアレルギー免疫研究所名誉所長の石坂公成博士と、大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授の坂口志文博士、2名をあげた。ブログではまず、花粉症や食物アレルギーなど、アレルギーをもたらす抗体IgEを発見し、アレルギー症状が引き起こされる機構を解明した石坂博士の功績を紹介。続いて、坂口博士が発見した制御性T細胞とは「何者なのか」を3段階に分けて紹介している。両名を予想した理由は、それぞれどういった研究であるのか、また、どのような経緯で発見に至ったのかなど、オリジナルのイラストを交え丁寧に解説したうえで明かしており、親子で読んでも楽しめる内容になっている。

 日本科学未来館はこのほか、館内でサイエンス・ミニトークを行うほか、受賞の瞬間を祝うニコニコ生放送も予定している。受賞者発表まであと19日。発表までは、未来館に足を運んだり、公式ブログで科学に触れてみてはいかがだろうか。

◆2016年 ノーベル賞
発表スケジュール
(日時はスウェーデン サマータイム)
 生理学・医学:10月3日(月)11:30(日本時間18:30)~
 物理:10月4日(火)11:45(日本時間18:45)~
 化学:10月5日(水)11:45(日本時間18:45)~
 平和:10月7日(金)11:00(日本時間18:00)~
 経済学:10月10日(月)11:45(日本時間18:45)~
 ※文学は後日発表予定

《リセマム 佐藤亜希》

最終更新:9月23日(金)11時10分

リセマム