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『タイタニック』の作曲家ジェームズ・ホーナーの遺作『マグニフィセント・セブン』、日本先行で発売に

CDジャーナル 9月15日(木)18時3分配信

 映画『タイタニック』『アバター』など、世界的ヒット作で知られるアメリカを代表するフィルム・コンポーザー、ジェームズ・ホーナー(James Horner)が飛行機事故により2015年6月22日に急逝。誰もが衝撃を受けた突然の訃報から1年余、ホーナーの遺作となった『〈マグニフィセント・セブン〉オリジナル・サウンドトラック』(SICP-4949 2,400円 + 税)が9月14日(水)に世界に先駆け日本先行でリリースとなりました。

 『マグニフィセント・セブン』は、黒澤 明監督の『七人の侍』(1954年)と西部劇の傑作『荒野の七人』(1970年)の2作を原案にリメイクしたアントワーン・フークワ監督作品。デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンら豪華キャストによる男たちの熱きドラマを彩るスコアを完成させることなく自身が操縦する小型飛行機の墜落事故で命を落としてしまったホーナー。突然の事故死後、実際に撮影された映像を観る前からテーマ曲作曲に取りかかっていた事実が映画製作関係者に明らかにされ、残された“遺産”はホーナーの意志を継ぐ仲間たちによってこのサウンドトラックとして完成されました。

 その作業の中心となったのが、長年ホーナーの右腕として音楽作りを支えたサイモン・グラングレン。これまで『タイタニック』や『アバター』など、ホーナー作品にアレンジャーやプログラミングで参加してきた作曲家 / 音楽プロデューサーであり、90年代からマイケル・ジャクソンやデヴィッド・フォスターらのアルバムにクレジットされてきている実力派です。そんな彼が本格的に長編映画を手がけたのはこれが初めて。ホーナーからの絶対的な信頼を得ていたフラングレンは、今回『マグニフィセント・セブン』オリジナル・サウンドトラックのコンポーザーとして亡き師ジェームズ・ホーナーと並列で名前が記されています。

 日本盤ボーナス・トラックにはエルマー・バーンスティン作曲『荒野の七人』(1960)のテーマを収録。ハリウッド黄金期を支えた巨匠は、まだ駆け出しだった若き日のホーナーのことを「最も才能ある作曲家の一人」として高く評価していたといいます。これまでも美しく抒情的なスコアで数多くのドラマを彩ってきたホーナー。その人生最後に書かれた作品はスピリットを受け継ぐ仲間によって、永遠に記憶に刻まれるスコアとなって届けられました。映画『マグニフィセント・セブン』は全米で9月23日(金)から公開され、日本公開は2017年1月27日(金)。

最終更新:9月15日(木)18時3分

CDジャーナル