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大韓航空、A330neoシャークレット納入開始

Aviation Wire 9月15日(木)18時52分配信

 大韓航空(KAL/KE)は、エアバスA330neo翼端に装備して燃費を改善する「シャークレット」の納入を開始した。現地時間9月13日、釜山で納入記念式を開催した。

 エアバスは2015年4月、A330neo向けシャークレットのサプライヤーに大韓航空の航空宇宙本部を選定。大韓航空は釜山にある同社テック・センターで製造し、仏トゥールーズにあるエアバスのA330ファミリー最終組立工場に供給する。

 シャークレットは、両主翼の先端に装着するL字型の構造部で、幅は約2メートル、長さ約4メートル。装着により空気抵抗を減少する。主翼幅は60.3メートルから64メートルになる。

 A330neoは、A330-800neoとA330-900neoの2機種からなる新型の派生機で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。空力性能を強化するとともに、客室装備も改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。

 メーカー標準座席数は、A330-800neoが246-252席、A330-900neoが300-310席。2015年9月には初号機の製造を開始し、2017年末をめどにTAPポルトガル航空(TAP/TP)に引き渡す。

 8月末現在、エアバスはA330-800neoを10機、A330-900neoを176機受注している。

 大韓航空の航空宇宙本部はこれまで、エアバス向けにA320ファミリー向けのシャークレットやA330ファミリー向けの胴体パネル、床面の組み立て、A350 XWBの複合材製貨物ドアの製造などで提携。また、ボーイング787型機の胴体や737 MAXのウイングレットなども製造している。

Yusuke KOHASE

最終更新:9月15日(木)18時52分

Aviation Wire