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シートベルトせず死亡27人 28年、全国最多 前年同期比12人増 茨城

産経新聞 9月15日(木)7時55分配信

 今年に入りシートベルトを着用せずに交通事故で死亡した人が、8月末時点で27人に上り、全国で最も多かったことが14日、県警交通総務課の集計で分かった。これは自動車に乗って死亡した39人の約7割に当たり、前年同期比で12人多い。

 同課によると、2番目に多かったのは長野県の25人で、北海道の21人、栃木県の15人などと続く。

 8月末までに県内で起きた交通事故の死傷者は6872人。このうちシートベルトを着用していた人は6557人で、死亡したのは12人(0・18%)だった。これに対し、着用していなかった人は315人で、死者は27人(8・57%)。その割合の差は歴然としている。

 27人の約6割に当たる16人が、車外に放り出されたり、ハンドルに胸を強く打ちつけたりして死亡しており、シートベルトを着用していれば助かった可能性もあるという。

 県警とJAF(日本自動車連盟)の調査によると、県内のシートベルトの着用率は上昇傾向にあり、平成26年は97・9%、27年は98・1%となっている。県警は今後、高速道路や幹線道路を中心に取り締まりを強化する方針だ。同課は「後部座席を含め全席で着用してほしい」と呼び掛けている。

最終更新:9月15日(木)9時9分

産経新聞