ここから本文です

米信用組合、クレジット・ユニオンが巨大ブロックチェーン研究組織結成

ZUU online 9/15(木) 7:10配信

米信用組合、クレジット・ユニオン全国協会(CUNA)が独自の分散型台帳フレーム作成に向け、ブロックチェーン・コンソーシアムの結成を発表した。

55の信用組合に4大信用サービス組織を終結させ、ブロックチェーンの様々な可能性に挑む。JPモルガン・チェースやクレディ・スイスなどの国際メガバンクによる「R3」に匹敵する、巨大研究・開発組織の誕生だ。

■商業的な成功ではなく、個人の利益を重視したプロジェクト

CUNAが統括する新コンソーシアムには、信用組合サービス機関、PSCU、保険会社、CUNAマチュアル・グループ、テクノロジー・シンクタンク、ベスト・イノベーション・グループなど、米国の金融産業を先導する大手企業や機関が加盟メンバーとして名を連ね、金融市場の効率化を図る意図で、分散型元帳技術の実用性を探索していく予定である。

40社で構成されているR3と同様のコンセプトだが、R3が2015年の結成以来、主に銀行業務へのブロックチェーンの採用を研究しているのに対し、CUNAコンソーシアムは信用組合の加盟企業向けの、より消費者側に立った開発を目指しているという。

CUNAのCOO、リッチ・ミード氏は、ブロックチェーンの2大コンセプト、「安全」と「スケール」に関し、コンソーシアム内で共同研究を通して突き詰めていく意向を示すと同時に、R3のような商業的な成功を意識したスタイルではなく、「各個人の利益に重点を置いたプロジェクトになる」とコメントしている。

調達された資金を元に、試験運転を実施しながら、ネットワークの骨組みとなる複数のノードを確立させることが最終目標だ。

消費者対応型という点を考慮し、まずはロシアのID認証スタートアップ、Evernymと提携し、ブロックチェーンを活用したID認証システムの開発に着手。信頼のおけるID認証システムを、信用組合のネットワークの一部として構成する計画である。

今後はほかのテクノロジー企業にも提携先を広げ、多様な角度から新たなインフラ構造を組み立てていく予定だ。大組織だからこそ成し遂げられる成果に、米信用組合からの期待が高まっている。(FinTech online編集部)

最終更新:9/15(木) 7:10

ZUU online

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。