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欧州市場サマリー(14日)

ロイター 9月15日(木)4時26分配信

[14日 ロイター] - <為替> ドルが対円で軟調に推移した。日銀が来週、金融刺激策を強化するかや、強化した場合の円相場押し下げ効果を疑問視する声が広がった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)をめぐる不透明感から、積極的なドル買いが手控えられた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 小幅ながら4営業日ぶりに反発した。鉱業株が買われ、相場を下支えした。

FT350種鉱業株指数<.FTNMX1770>は1.61%上昇した。銅価格の値上がりが追い風となった。また、中国の8月の経済指標が底堅く、世界第2位の経済大国で最大の金属消費国でもある同国の景気改善を示したことも好感された。個別銘柄では銅生産大手アントファガスタ<ANTO.L>、資源大手のグレンコア<GLEN.L>やアングロ・アメリカン<AAL.L>が1.6%から2.5%上昇した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 5営業日続落で取引を終えた。エネルギーと高級ブランド関連株が売られた。

原油価格が下落し、エネルギー部門が値下がりした。

フランス高級ブランドのエルメス<HRMS.PA>は8.8%下落した。ビジネス環境の先行き不透明感から、来年以降は年間の売り上げ成長見通しを発表しないとしたことが嫌気された。

高級ブランド「カルティエ」などを傘下に収めるスイスの時計大手リシュモン<CFR.VX>は3.9%下落。8月までの5カ月間の売り上げが13%減ったとの発表が売り材料となった。同業のスウォッチ・グループ<UHR.S>も連れ安となった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 中銀が積極的な金融緩和を縮小させるのではないかとの観測から国債利回りは上昇していたが、利回り上昇が格好の買い機会となったことで、取引終盤にかけて利回りは低下に転じた。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは一時0.09%と5ベーシスポイント(bp)上昇し英国の欧州連合(EU)離脱決定以来の高水準をつけたが、終盤の取引では1.7bp低下の0.03%で推移している。

欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事が前日、ECBはこれまで実施した政策措置の効果が出るのを見極める必要があり、新たな刺激策を打ち出すべきではないとの認識を示したこと受け、ユーロ圏国債利回りは当初上昇。多くの国の国債利回りが英国のEU離脱決定以来の高水準を付けた。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:9月15日(木)4時26分

ロイター