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マドンナ模倣も度が過ぎて…浜崎あゆみに見る時の移ろい

日刊ゲンダイDIGITAL 9月15日(木)9時26分配信

 日本のポップス界は欧米の影響を強く受けている。浜崎あゆみ(37)はメークやファッションが米国歌手・マドンナと「そっくり」と騒がれたことがあったほど似ていた。ちなみに後輩・倖田來未は「エロ可愛い」と人気を博したが、エロの演出はやはり米国のビヨンセを模倣しているように見えていた。

 本来、マイケル・ジャクソンの“ジャケットプレー”を「いいとこ取り」して独自色を演出。和製ポップスとして認知される。「あまり似すぎると次第に底が見えてしまう」と懸念する声も聞く。

 浜崎は私生活もマドンナをほうふつする一面があった。最初の結婚相手と成田空港の出発ロビーに現れたときだった。数人の屈強な黒人のボディーガードに囲まれた2人。大きなサングラスをした浜崎の姿は、まるでマドンナの来日シーンを見ているかのようだった。音楽関係者いわく「歌手の意識には他の歌手とライフスタイルを差別化することで、ある種のステータスと考える人もいる。ロスで生活するのもその一端でしょう」。

 浜崎の男性遍歴もマドンナばりだった。アイドルとの熱愛もあったが、近年は明らかに格差著しい年下の男性との浮名が多い。2回目の離婚となった相手は10歳年下の米国人医大生。収入格差にしてロスとの遠距離婚。離婚も必然だった。

 マドンナはスキャンダルなど人気に影響はないが、浜崎は浮名と並行するようにヒット曲も少なくなり、一時の勢いはなくなった。話題になるのはファン向けのブログなど自ら情報発信するアイテム。意図的なのか(?)意味深なものが多く、ファンが騒ぎメディアが取り上げる。スライド方式のような形の露出が増えていた。

 メディアの取り上げ方と、扱う大きさが人気のバロメーター。浜崎のネームバリューは健在でも、大半はブログ頼り。今回の離婚発表も「まずファンにお知らせしたい」とブログだった。ファン優先はジャニーズタレントでもお馴染みだが、「ファンを大切にしたい」が表向けの理由。裏を返せば、「事後報告となれば、ファンは裏切られたと思い、ファン離れにつながる」とも言われる。

「歌姫」と呼ばれ一世を風靡した浜崎。最近はブログとスキャンダルでしか騒がれないのも、移り変わりの激しい芸能界の流れなのか。
(ジャーナリスト・二田一比古)

最終更新:9月15日(木)12時28分

日刊ゲンダイDIGITAL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。