ここから本文です

<金融庁>銀行へ転換促す「顧客の資産運用支援注力を」

毎日新聞 9月15日(木)7時28分配信

 金融庁が金融機関に対し、預金を国債などで運用する従来の業務を見直し、顧客の目線に立った資産運用支援に注力するよう求めることが14日、分かった。日銀のマイナス金利で銀行の収益が悪化する中、顧客の資産形成にも役立つ経営への転換を促す。15日にも公表する「金融リポート」に盛り込む。

 リポートによると、国内全銀行の3月末の現金・預金(739兆円)のうち4割弱が国債(95兆円)と日銀預け金(168兆円)で運用されている。金融庁は低金利では「収益確保が困難」として、「良質な金融商品の販売」への転換を促す。

 ただ、日米の主な投資信託の比較では、ロングセラー商品が多い米国に対し、日本は商品の入れ替えが激しく長期資産形成に不向きだった。販売手数料も米国(主な5銘柄の平均0.59%)より日本(同3.20%)が高く、リポートは「資産形成に適した投資信託が広く提供されていない」と指摘。金融庁は金融商品の内容や販売方法の改善を金融機関に求める。

 また、リポートは全国106の地方銀行のうち、本業の融資など顧客向けサービスの利益率が赤字に陥る割合が、2015年3月期の4割から25年3月期には6割超に増えると試算。金融庁は地銀の経営改革を後押しするため、企業の経営支援などの取り組みを評価する55項目の指標を導入する。【松倉佑輔】

最終更新:9月15日(木)7時28分

毎日新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]