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伊調馨は吉田沙保里を強烈意識 “国民栄誉賞対決”に現実味

日刊ゲンダイDIGITAL 9月15日(木)9時26分配信

 ともに女子レスリングをけん引してきた2人が肩を並べた。

 吉田沙保里(33)に遅れること4年。世界のトップに立ち続ける伊調馨(32)が国民栄誉賞を手にした。

 会見した伊調は「(国民栄誉賞は)自分の中では通過点というか、まだまだこれから自分のレスリングをどんどん、いいものをつくっていきたいと思っています」と20年東京五輪での5連覇達成に含みを持たせた。さらに「これまでの自分のレスリング人生はまだ半分かな、と。50点くらいをつけます」と自己採点したが、究極の目標は霊長類最強の女をマットに沈めることだという。

 リオでも圧勝した伊調は世界を見渡しても敵なしの状態。世界選手権では伊調に勝ち目がないため、58キロ級を避けて他の階級でエントリーする海外勢は決して少なくない。リオで4連覇を逃したとはいえ、伊調と互角に戦えるのは吉田ぐらいなものだ。

 伊調はこの日、吉田について「同じ国民栄誉賞を頂くことができたが、それでも同等とは思っていない。沙保里さんという人間は成績以上に尊敬する先輩の一人」と言ったが、レスリング関係者によれば、伊調はその吉田を倒してこそ真の世界一の称号を得られると考えているという。

■もともとは2人とも55キロ級

 吉田は53キロ級、伊調は58キロ級と階級は異なるものの、吉田は14年に新階級が採用されるまでは、もともと、55キロ級だった。伊調にしても実際の体重は58キロにも満たないだけに、2人の対戦で体重がハンディになるとは考えにくい。全日本選手権などの国内大会で吉田が58キロ級で出場すれば、女王同士による対戦は可能だ。かねてレスリング界では、いずれ両者による対戦が実現するのではと、まことしやかにささやかれていたものだ。

 早ければ、12月の全日本選手権で国民栄誉賞受賞者同士が同じマットに上がる可能性はある。

 吉田は五輪での敗退を引きずることなく、早々と東京五輪に向けて現役続行を決めた。吉田に引導を渡すのは伊調か。

最終更新:9月15日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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