ここから本文です

大阪・繁昌亭が10周年 文枝さんら感謝のお練り

神戸新聞NEXT 9月15日(木)16時0分配信

 戦後60年ぶりに上方落語を毎日上演する寄席小屋として大阪市北区に誕生した天満天神繁昌亭が15日、開場から丸10年を迎えた。地元の天神橋筋商店街では上方落語協会長の桂文枝さん(73)ら約70人が「お練り」を行い、にぎやかに節目を祝った。

 繁昌亭は、大阪天満宮が敷地を提供、建設費は同商店街など民間から寄付を募った。昼は若手落語家らの公演、夜は貸し館として独演会などを開催。入場者数は月間約1万人超をキープし、これまでに計約140万人が足を運んだという。

 午前8時半、文枝さんが人力車に乗って商店街6丁目を出発。沿道の歓声に笑顔で手を振り、ゆっくりと進んだ。

 繁昌亭前では「10年前、地域とファンの皆さんのおかげで繁昌亭が建った。これからも上方落語協会一丸となって、いい高座に努めたい」とあいさつ。振る舞い酒でファンらに感謝した。

 同協会や神戸市などは神戸・新開地で“第2の繁昌亭”建設構想を検討しており、協会は今月中に会員に建設の賛否を問う臨時総会を開く予定。(松本寿美子)

最終更新:9月15日(木)16時37分

神戸新聞NEXT