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これで3度目…沢村が菅野の白星また消した 巨人、CSに不安残す1敗

サンケイスポーツ 9月15日(木)7時0分配信

 (セ・リーグ、中日5x-4巨人=延長十一回、21回戦、中日13勝7敗1分、14日、ナゴヤD)巨人は14日、中日21回戦(ナゴヤドーム)の九回、守護神の沢村拓一投手(28)が同点に追いつかれると、延長十一回に田原誠次投手(27)が決勝打を浴びて、4-5で今季3度目のサヨナラ負けを喫した。1974年以来、42年ぶりとなる11連戦の初戦は、リーグ優勝を逃した今季を象徴するような戦いぶりで落とした。

 空席が目立った寂しいナゴヤドームにG党のため息が充満した。延長十一回二死満塁、5番手の田原誠が大島に右中間フェンス直撃の決勝打を浴びて、痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 「何もないです。何も…」。傷心の田原誠は言葉少な。4時間37分。1974年以来、42年ぶりの11連戦初戦を総力戦で落とした。2年連続でV逸した今季を象徴するような敗戦。菅野の好投を味方が援護できず、救援陣が逆転を許す。こんな試合を勝負どころで何度も演じてきた。

 この日の大誤算は九回を託した沢村だ。2点リードでマウンドに上がった守護神は制球が定まらない大乱調だった。押し出し死球で1点を失うと、阿部に中犠飛を浴びて同点。1回1安打3四死球2失点で、先発・菅野の7回1失点の粘投をフイにした。

 「好投していた(菅野)智之に申し訳ないです。智之のときにこれで3回目。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と沢村。本人も自覚していたようにエースの勝ち星を消したのはこれで今季3度目。球団では1969年の堀内恒夫以来、47年ぶりとなる新人から4年連続の2桁勝利はならなかった。

 実は沢村に“異変”があった。練習前に右肘の張りを訴え、投手陣の守備練習ではノースロー。何とかキャッチボールで状態を確認し、試合に臨んだが、明らかに状態は悪かった。

 勝ち試合を落として、中日に今季13敗目。最下位相手に屈辱の負け越しが決まった。高橋監督は「1年ずっとやってきているわけですから」と沢村の役割は変更しない方針だが、ポストシーズンに向けて、不安ばかりが募る投球だった。

最終更新:9月15日(木)9時2分

サンケイスポーツ

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