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7日間で脳は変わる 「セロトニン活性化」7つのメソッド

日刊ゲンダイDIGITAL 9月15日(木)9時26分配信

 酷暑も一息つき、夏の疲れが出やすい9月。放っておくとうつ症状に移行する「9月病」も起こりやすく、油断は大敵だ。

 こんな時季だからこそ、“セロ活”=セロトニン活性化でやる気をアップしよう。

 セロトニンは、「天然の抗うつ剤」「幸せホルモン」などと呼ばれる脳内ホルモン。

「『ぐずぐず脳』をきっぱり治す!」などの著書を持つ人工知能研究者の黒川伊保子氏によると、セロトニンが活性化することで得られる効果は、「寝覚めの爽快感」「やる気の下支え」「疲労回復の助け」「脳の学習効果アップ」に加え、穏やかな充足感を覚えやすいのだという。その穏やかな心が、知恵やセンスを生み出す引き金になるのだ。

「セロトニン活性化のポイントとなるのは光の強弱です。セロトニンは網膜が朝の自然光を感じたときに分泌されます。朝にセロトニンが十分に分泌されると、眠りをもたらすメラトニンの分泌が安定し、上質な眠りになる。深い眠りは当然、疲労回復につながります」

 黒川氏が勧める具体的なセロ活方法はこれだ。

①朝日とともに起きる

「お勧めは5時台の起床。網膜が朝日を浴びるとセロトニンの分泌が始まります」

②軽く定番運動をする

「脳が全て覚めきらないうちに、たとえばラジオ体操やスクワットなどで体を動かすと、セロトニンの分泌量が数倍になるというデータがあります」

③真夜中のスマホ凝視はやめる

「夜中の0~2時は、ホルモンの中枢司令塔が闇を欲しがっている時間帯。この時間に視神経を刺激しないことが大切。特に、高速スクロールされるような携帯端末の視覚刺激は厳禁です」

④腸を整える

「セロトニンは95%以上が腸で作られ脳に送り込まれます。ヨーグルトや発酵食品を積極的に取りましょう」
⑤肉食男子になろう

「セロトニンの主な材料はトリプトファンとビタミンB6。トリプトファンは乳製品や肉、魚。B6は肉、マグロなどに含まれます。甘いものや炭水化物だけで食事を済ませると材料不足」

⑥寝る前の甘いもの禁止

「夜中に甘いものを食べると血糖値が上がり、脳が無駄に活性化。つまり眠りの質が悪くなり、翌朝のセロトニン分泌を阻害します」

⑦湯船につかる

「湯船につかるとメラトニンの分泌が上昇。メラトニンとセロトニンは対で連動していますから、翌朝のセロトニン分泌もアップします」

 7日続けると脳は変わるという。どれか一つでもぜひやってみよう。

最終更新:9月15日(木)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL