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きょうから「ブックパーリー」 はじける“ブックンロール”

琉球新報 9月15日(木)11時37分配信

 沖縄県内の書店や出版社などが連携して本に関するイベントを約2カ月にわたって展開する「ブックパーリーOKINAWA2016」が15日からスタートする。


 書店で働く人や出版社の編集者に作家―。本に携わる職業の人たちで結成したユニークなバンドが誕生した。10月13日に那覇市のライブハウス「バンターハウス」で開くイベント「ブックンロールオキナワ」でのお披露目に向け、練習に熱がこもっている。

 ブックンロールオキナワは、県内各地で15日から展開される「ブックパーリー」のイベントの一つで、ライブとトークの2部構成で行う。

 バンドの名前は「やぎ」。メンバーは7人で、ボーカルはBOOKSじのんの天久斉店長を筆頭に、くじらブックスの渡慶次美帆店長、古書店兼イラストレーターの三木静さんが務める。ドラムは怪談作家の小原猛さん、ベースはリブロリウボウブックセンター店の筒井陽一店長、ギターはボーダーインク編集者の喜納えりかさんが担当し、書店の営業担当の傍らラッパーとして活動するじゃぱなさんも参加する。

 ブックンロールの“本家”は2010~15年に東京で行われていたイベントだ。今回ギター担当の喜納さんが14年に訪れた際に刺激を受け、沖縄での開催を決意。その足でギターを買って帰り、仲間を集めた。今年5月から練習を始め、ロックバンド「ザ・ブルーハーツ」や「RCサクセション」など、盛り上がりやすい曲を中心に演奏する。

 ただし、イベントのメインはトークの部だそう。東京のブックンロール主催者・空犬太郎さんをゲストに招き、県内老舗の「金武文化堂」と「大城書店」の関係者とともに沖縄の書店事情や取り組みなどを語り合う。

 喜納さんは「本屋が無くなれば町の風景も変わる」と危機感を口にし、「ブックンロールで本屋さんの頑張っている姿を知って、『あの人がいるところに行ってみよう』と親しみを持ってもらえたら最高」と来場を呼び掛ける。

 チケット料金1500円。ライブは午後7時半、トークは同8時半開始。前売り優先で問い合わせはボーダーインク(電話)098(835)2777。(大城周子)

琉球新報社

最終更新:9月15日(木)11時37分

琉球新報