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知事「米機影響極力少なく」 やんばる自然遺産に向け注文

琉球新報 9/15(木) 12:27配信

 翁長雄志知事は15日午前、県庁で定例記者会見を開き、国頭、大宜見、東の3村にまたがる北部地域が「やんばる国立公園」に指定されたことに「環境保全と地域振興の面から有益で大変喜ばしい。世界自然遺産登録に向け一歩前進だ」と歓迎するした。一方、米軍北部訓練場の部分返還に伴うヘリパッド建設が進められていることや、米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが運用されることについては「オスプレイの配備撤回を求めてきた。この地域は希少な動植物がある。世界自然遺産を目指す意味からすると、この影響は極力少ない方がいい」と述べた。

 名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を提訴した「不作為の違法確認訴訟」が16日に判決を迎えることに関し、知事は「地方自治の在り方、民主主義を含め、今の基地建設の現状と県民の民意を勘案すると、私どもの考えをご理解いただけると思っている」と話した。

 中城湾港マリンタウン地区の大型MICE施設建設に伴う県有地取得について、県が政府の指摘を受けて一括交付金による購入を断念し、県債や一般財源を充てることになった件について、取得する土地に建設する施設は、引き続き一括交付金を財源とする意向を示した。国側にその計画を伝え、協議しているとした。
【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:9/15(木) 13:01

琉球新報