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神ってる18連続バーディー!遼組、プロアマ戦で圧巻V/国内男子

サンケイスポーツ 9月15日(木)7時0分配信

 ANAオープン・プロアマ戦(14日、北海道・札幌GC輪厚C、6723ヤード、パー72)驚異の18連続バーディーだ! 15日に開幕する男子ゴルフ「ANAオープン」のプロアマ戦が14日、本戦会場でもある北海道・札幌ゴルフ倶楽部輪厚(わっつ)コース(パー72)で行われ、石川遼(24)=CASIO=組が全18ホールでバーディーを奪って18アンダー、54ストロークで優勝した。4人が1打ごとに最もいいボールを選んで打っていく方式とはいえ、圧巻の数字。本戦での連覇に向けて弾みをつけた。

 最終18番(パー4)。50センチのバーディーパットを同じチームのアマチュアが決めたのを見届けると、石川はハイタッチ。本戦で勝ったかのように喜んだ。何と18ホールすべてでバーディーの「54」。圧巻のプレーだ。

 「夢のようにバーディーが進んだ。4人で達成できて一生の思い出。今までで最高のプロアマ。神がかっていました」

 興奮冷めやらぬ顔で振り返ったプロアマ戦は、プロ1人とアマ3人の4人1組で争うチーム戦。第1打は全員が打ち、第2打以降は最もいい位置のボールを選び、また4人が打っていく「スクランブル方式」で行われた。総距離もアマに合わせ、本戦の7063ヤードより340ヤード短い6723ヤードで、バーディーが出やすい条件は整っているとはいえ、会場は名門・輪厚コース。名匠・井上誠一氏が設計し、難度を示すコースレートは74・9(チャンピオンティー)で北海道でも屈指の難関だ。全18ホールのバーディーは簡単ではない。

 ANAの篠辺修社長らと組んだ石川は、好調なショットとパットで猛ラッシュに貢献。ハーフで軽食を挟んで向かった後半、13番(パー4)でバーディーを決めたあたりから、4人は“パーフェクト”を意識し始めた。

 「緊張感が半端ではなかった。みなさん背中がプロのようで勝負師になっていった」。ピンチをしのいだのは17番(パー5)だ。9番とともに、第1打はアマのボールを選ぶのが決まりのホール。最もよかったのが右ラフのボールで、結局パーオンに失敗。第4打はグリーン左奥のカラー、ピンまで15ヤードが残った。アマ3人は決められず。だが「絶対入れなきゃいけない」と意を決した4人目の石川が、SWでチップインに成功した。

 18番も石川が残り74ヤードの第2打をSWでピン右奥50センチにつけ、18連続を確定した。プロアマ戦Vは「フジサンケイクラシック」(本戦は2位)に続く、2大会連続だ。

 「すごくいい状態にある。プレーの精度をより高めていきたい」

 ベストスコアが「58」(2010年中日クラウンズ最終日)の石川は、ボールのマイナンバーを「54」にしている。「18ホールすべてバーディーなら54」との意味を込めたものだ。プロアマ戦で実現。ANAとスポンサー契約を結ぶホストプロとして出場し、連覇を狙う本戦を、最高の形でティーオフする。

最終更新:9月15日(木)7時0分

サンケイスポーツ