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人材確保が課題 政府、富岡復興へ円卓会議 郡山

福島民報 9月15日(木)10時26分配信

 政府の原子力災害現地対策本部は14日、東京電力福島第一原発事故に伴う全町避難が続く福島県富岡町の復興への課題を探る復興加速円卓会議を郡山市で開いた。町内での商業施設や福祉施設の再開に向けた人材確保の課題が浮き彫りになった。 
 同町を対象に円卓会議を開くのは初めて。町内の農業、医療、福祉、教育、商工業などの関係者、国、県の担当者ら約20人が出席した。非公開で行われた意見交換では、町内に整備する複合商業施設に出店するヨークベニマルの関係者が従業員の大部分を占めるパート従業員確保の難しさを示した上で、国、県の支援を要望した。福祉関係者からも職員不足の懸念が示され、町内で職員が住む場所を確保できないとの指摘もあった。 
 他に「町内で新聞を買えるようにして」「町内で誰が宿泊しているのか情報が必要」「農業復興への支援体制を」「商圏復活の見通しが立たない」などの意見が出たという。 
 会議終了後、本部長の高木陽介経済産業副大臣は「17日に始まる準備宿泊を通して課題の解決策を見いだし、住民が安心して生活できるよう支援する」との考えを強調した。円卓会議は今後も継続する。 

福島民報社

最終更新:9月15日(木)12時38分

福島民報